電脳生活系ライフハッカーのKnockout:孝介です。ハロー。
今回は、発売されたばかりで話題もHOTなiPhoneについてDisってみようと思う。
iPhoneに迫る黒い影
携帯端末(スマートフォン)普及の立役者として時代を牽引してきたと言っても差し支えのないiPhone。しかし、その輝かしい栄光の歴史の影に、ひっそりと佇んできた不満は、時代の流れとともに大きく膨らんでいたのだ。
筆者も長らくiPhoneとの蜜月の時を過ごしてきた身ではあるが、だからこそAndroidに目を向けざるをえないiPhoneの問題点について、徹底的にDISってやろうと思う。
自由度が低い
ベースとなる操作の範囲から逸脱出来ないのは、親切設計ではあるけれども利便性から離れる結果にもつながる。
カスタマイズとして下部のランチャーを表示させる形式を変えてみたり、よく使うアプリやウィジェットの一部の機能へショートカットを作ったり、痒いところには手が届かないのがiPhoneだ。
システムとしての完成度や普遍性を大切にするのは安定(?)したOSには不可欠かもしれないが、それではユーザーの不満の矛先は脱獄に向かうか、Androidへ移るしかなくなる。
実際にIOSがそんなにも安定しているのかどうかについては8.0.1や8.0.2の動作について繰り広げられる様々な声に耳を傾けてみれば、結果は明らかかもしれないけれども。
バッテリーが弱い
サイズとバッテリーについては長年の懸念ではあったが、iPhone6PLUSの大型化はその問題を解決させたかに見えた。
しかし、それでもなお数多のAndroid端末に比べると、圧倒的にバッテリーは弱いままだ。
大型化は結果として他の多くの弊害を懸念させていることもあり、はたして成功なのかどうかについても疑問が残っていることからも、iPhoneのバッテリー問題は当分解決しそうにない。
デカくなった分落下させやすくなったという恐ろしさについては、本体の重さにも起因するところだろう。
とりあえずせめて一日……いや半日でもちゃんともってくれたらそれでいいのに、と何度も思ったのは言うまでもない。
デザインが気に食わない
これはiPhone6に限った話なのだが、今後販売されるアクセサリーを使うことで飛び出しているカメラのレンズ問題は解決できるかもしれない(そうしなければ解決しない)。
しかし、シンプルで癖のないデザインが過去のアップル製品の美点ともいえたiPhoneの新型モデルには、奇妙なラインが施されていたり、本体バランスが操作上よろしくないのだ。
それまでのモデルが本当に純粋なまでのシンプルさを貫いてきただけに、iPhone6のデザインには全くもって納得出来ない。まじクソである。
値段が高い
iPhoneは結果として値段が高くなる傾向がある。2014.9.27現在販売されているiPhone6は、16GB,64GB,128GBの三種類なのだが、スマートフォンを使いこなすなら16GBなんてメモリではまるで足りない。そこで64GBもしくは128GBのモデルを購入する訳だが、容量が多くなれば価格も上がる。128GBモデルは約10万円の価格設定となっていて、ここまで高級なモデルはAndroidではそうそうお目にかかれない。
値崩れしにくいから転売に向いていることは間違いないんだけどね。
拡張性がない
ソフトウェア面でならJail Break(=脱獄)を行えば、ほとんどの問題は解決できるが、そのためには多くの保証を犠牲にする必要がある。
ITリテラシーがさほど高くない一般人にしてみれば、自らを危険に晒す行為を進んで行うなんて自殺行為だ。
また、ハードウェアとしては、メモリーの増強が出来ないというのはかなり痛い。Androidなら、前述のように本体メモリーが16GBであっても、1万円ほどで128GBのメモリーを増強出来てしまう事を考えれば、コスパもさることながら、オンラインストレージなどの拡張なんてものとは程遠いサービスに頼らざるを得ないのは甚だクソの極みと言える。
バックアップデータの取り扱いについて考え始めると話は変わってくるんですけどね。
基本性能が低い
iPhone6でようやくスペックとして2年前のAndroidに追いついた、と言われているのが現状なんですが、実際の所はどうなのかについて検証してみると……。
Apple A8 プロセッサが2コアの1.4Ghzなので、スペック上はほとんど2012年のAndroid機に近しいものがあるというのはどうやら間違いなさそうです(カメラの画素や受光体についてはアイフォンに分があります)。またRAMも1GBとAndroidの近年の主流が2Gbであることを考えれば、基本的な動作の余裕としても圧倒的にAndroidに分があるというわけです。
一昔前なら、Appleの製品は有り余るメモリー領域のお蔭でグラフィックや動画処理に強いのがウリだったんだけど、一体いつからこんな事になったんだろうか……はぁ。
あ、Macは別ですよ、Macは。
防水がない
携帯電話などの手軽さをもとめられる製品にとって、生活防水って実はとてもとてもとーーーーーーーーーーっても大切な事なんですよね。トイレにポチャって落として携帯をつぶすことも昔は笑い話としてよく耳にしました。iPhoneが普及しはじめた3Gや4Gのころは、水没くらって悲しみに暮れる人々をそれはそれはよく目にしたものです。
で、ようやくiPhone6で導入されると思われた防水は……「ナシ!!」
息が短い
頻繁なアップデートで新しい環境を常に提供してくれるアップルさんの仕事は、本当に素晴らしいと思います。
そのお蔭で昔に買った3GSは、OSが重すぎてまともに動きません。
もはやゴミです、どうしてくれるんですか?
さらに言えば、4Sについても同じことが言えます。1年に1回は確実にVerUPしていくOSは、数字が伸びれば伸びるほどに使い勝手が悪くなっていく。機能はあきらかに良くなっているはずなのに、そのジレンマとともにアップルからの闇のメッセージが聞こえてくるんですよ。
「さっさと新しいの買えよ」
と。
あまりにも腹が立つのでJBしてやりました(3GS)。その顛末については後日。
ジョブズが居ない
しょうがないじゃん。 カリスマなんだもの。
この人がいてこそのアイフォンだったと思うよ、おれは。
最後に
これからは間違いなく混迷期を迎えるであろうハンディタブレットの世界に、新しい巨人が生まれることを夢見ながら、しばらくは和製のAndroidで、純国産の恩恵を最大限に味わってやろうと思います。
実際、アイフォンもMacもアップル製品が好きなんです、スマートフォンの初心者には絶対にiPhoneをお勧めできるくらいに。
でも、それを超える魅力をもった製品が他にもたくさんあるってことに気付いたし、もとめている性能が違う物になってしまった。たしかにスクロールは弱いかもしれませんが、そんなモン気になるほどのレベルではないんです。
もしもあなたがiPhoneに飽きたなら、Androidにはあなたの希望をかなえられる可能性がたくさん詰まったデバイスだとお勧めします。
参照記事
AppleStore
WikiPedia