スキマの時間で稼ぐ! ~人材派遣会社編~その2

  by 五所川原 孝介  Tags :  

登録したはいいものの、結局どうしたらいいのか分からないなんてことは……おそらくないとは思いますが、せっかくですから働いてみなければ意味がありません。

 

登録しただけでなんだか自己完結してしまって、結局なにもしない人は意外と多いんです。それではわざわざ足を運んで登録事務所で長い説明を眠気と戦いながら聞いた意味がまったくありません。ここはひとつ重たいからだをフル活用してしっかり小銭を稼いでもらわなくては、私自身にとっても書いた甲斐がないのでお願いします。

派遣で働くポイント

 

派遣会社で効率的に働こうと思うならば、しっかりとシステムを理解していくこともたしかに大切ですが、それ以上に大切なポイントがいくつかあります。

予定をしっかり組もう

登録しているスタッフのスケジュールが分からなければ仕事を紹介しようにも、なかなかできないのが本音です。しっかりと予定を伝達しておけば、希望にそったお仕事を紹介してもらえます。

希望はちゃんと伝えよう

気に入った職場があれば、担当している事務所のスタッフに積極的に伝えることで、続けて紹介してもらえる可能性は格段に上がります。

ちょっとしたコミュニケーション

社会人にとって日常会話は処世術の基本ともいえるスキルですが、このような場面を有効に活用することで、自分自身へのスキルアップにつなげることは有意義な方法と言えます。派遣先の担当者や責任者も一人の人間ですし、派遣会社のスタッフも同様です。良好な関係を築ければ、もっと幅広い人生観を手に入れられるでしょう。

最後に……

派遣会社……、特にスポット派遣において、労働法などの適用があまり保障されているとは言い難いこともままあるのが現状です。もちろんそんな現場は少ないのですが、「派遣」というイメージがそのような現場を作っていることはまぎれもない事実です。

そもそも多くの企業でブラックについて論議が交わされている中で、少なくとも働いた時間についてはしっかりと保障されている点では限りなくホワイトな労働環境なのでは? とも考えさせられます。

しかし、スポットで働く方々に認識してもらいたいのは、

「あなたは一人の経営者として、あなたの労働力を販売している」

という意識で戦ってもらいたいのです。

そこから導き出されるさまざまな考え方は、ひとりの社会人として基本的な経営認識をもつことにつながり、結果として多くの利益や知識をあなたにもたらすことになるでしょう。

某所でフリーライターとして生活中。 36歳妻子持ちの子煩悩(親ばかともいう)。 趣味でこっそりと小説を書いている。

Twitter: @stak999