住友生命の「こども絵画コンクール」

  by 怪盗らんま  Tags :  

今年で35回を数える住友生命の「こども絵画コンクール」の話です。東京事業部の入賞者の展覧会と表彰式が本日(9月10日)行われました。

そこで、感じたのは、子供にも親にも楽しい思い出をつくってあげたいという主催者の思いと、コストパフォーマンスの高さでした。

もちろん、一参加者の立場でしたから、詳細を個別に確認することもできないので、参加者の感想としてお話します。

展示会場は、八重洲南口にある住友生命ビルの8Fの会社の多目的スペースのようなところです。展示は今日1日限定ですので、会社の業務にはそれほど支障がないと思われます。

そして、会場の受付から、司会、表彰する人、案内者等々、住友生命の社員のようでした。

会場は、子供の絵を中心に風船などで飾り立て、ちょっとしたお祭りムードを醸し出しております。手作り中心のため費用はあまりかかっていません。

手作り感は、クライマックスの表彰式にも現れます。入賞者ひとりひとりに名前と賞状の文章をしっかり読んでいきます。以下同文なんてありません。住友生命の社員が一所懸命、ときにおおげさにおめでとうの声をかけます。加えて、写真撮影をする親のために、撮影場所を用意し、賞状を渡すシーンを何度もやったりと、サービス精神旺盛でした。

賞状はあらかじめ印刷したものに、名前や学年等を部分的にコンピュータで印字したものです。副賞は子供の描いた絵をコンピュータで取り込んで来年のカレンダーにしたもので、これらもそれほど費用はかかっていません。

親とすれば、わが子の作品を確認して、写真を撮れば、目的達成のようなものです。そして、子供をほめる機会をもらってうれしい限りです。住友生命に対する印象もだいぶアップします。

もちろん全国審査の結果上位作品はルーブル美術館に飾られるということですから、それはそれで費用はかかっているのかもしれませんが、少なくとも東京事業部段階では、非常にコストパフォーマンスの高い社会貢献であることには間違いありません。住友生命のちょっといい話でした。

読者が幸せになり、日本が明るくなるような記事を書いていきたいと思っています。基本的に週末ブロガーで、日常でふと気づいたことや、考えたことを書いています。