川は最初から多少曲がって流れているが、流れがとくにゆるやかになる下流では、わずかな障害物があっても流れの向きを変えることが多い。そのとき、流れは岸の一方に当たってその部分をけずり、次には反対側の岸をけずる。
また、流れがかわるときの内側の岸は、いつも流れの速さがおそいので、運ばれてきた土砂が堆積する。このようなことがくり返される結果、川の曲がりかたはますますひどくなり、川の流路がヘビのうねった姿すがたのようになる。これを川の蛇行という。
蛇行は洪水の原因となるため、第二次世界大戦後の日本では川の改修工事が進んで直線化し、「元-川」「旧-川」といった場所に、蛇行を残すだけのことが多い。このように残った蛇行を、三日月湖と言う。最近では逆に自然を取り戻すために、一度直線化した河道をふたたび蛇行させる試みもある。
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引用元 Wikipedia:釧路川 サイエンスポータル: 蛇行復元で釧路川は再生した