電池の電解液 (Electrolyte Solution) というと、イオン性物質を水などの極性溶媒に溶解させて作った、電気伝導性を有する溶液のこと。電解質溶液ともいう。マンガン乾電池の電解質には塩化アンモニウムや塩化亜鉛を使用するのに対し、アルカリ乾電池は電解質に水酸化カリウムを使うが、電解質なら塩酸や硫酸、食塩でも電池になる。
電解液が電気を通すのはなぜだろうか?電解質(イオン性物質)を極性溶媒に溶解させると、陽(プラス)イオンと陰(マイナス)イオンに解離する。これら正負のイオンが電荷の運び手(キャリア)となって移動することで導電性が発現する。
電解液に電極を入れると、陽(プラス)イオンは陰(マイナス)極に移動し、陰(マイナス)イオンは陽(プラス)極に移動する。この性質を利用したのが、化学電池や電気メッキである。
化学電池ではこのとき、正極側で還元反応が起こり、負極側で酸化反応が起こる。還元反応が起こる正極を「カソード」と呼び、酸化反応が起こる負極を「アノード」と呼ぶ。
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引用元 Wikipedia: 電池 二次電池 産経news: 携帯・スマホなどの充電期間1/3へ サイエンスポータル:蓄電池を飛躍させる濃い電解液を発見