2月14日。外国人選手史上初の2000本安打など数々の輝かしい記録を持つアレックス・ラミレス外野手がBCリーグ『群馬ダイヤモンドペガサス』に入団が決まり会見を行った。昨シーズンの年俸3億5000万円から月給およそ40万円になるのだが、打撃コーチと兼任しながら選手としてプレーするという。会見では「日本が大好きだし、日本でキャリアを終えたい。まだ高いレベルでプレーできる自信がある」と話し、NPB(日本プロ野球機構)復帰への意欲を見せた。
しかし、恥ずかしいことに、あのラミレス選手にまさか戦力外通告を出されていたとは私は知らずにいました。まずDeNAに移籍していたことすら知らなかったのですが、以前はホームランを打った後の「ゲッツ」や「アイーン」などのパフォーマンスであんなにファンから愛されていたと思っていたのに、プロの世界とは本当に厳しいものですね。
そして何より『BCリーグ』の存在を全く知りませんでした。
少し調べてみると『BCリーグ』とは、ベースボール・チャレンジ・リーグ(Baseball Challenge League)の略称で、北陸・信越地方5県と関東地方1県を活動地域とするプロ野球の独立リーグなのだという。
現在は
群馬県『群馬ダイヤモンドペガサス』
新潟県『新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ』
長野県『信濃グランセローズ』
富山県『富山サンダーバーズ』
石川県『石川ミリオンスターズ』
福井県『福井ミラクルエレファンツ』
の六球団で構成されており地域密着型の球団経営を目指し野球事業を通じた地域活性化・地域貢献を目的としているようだ。
また日本プロ野球機構(NPB)等でプロ野球選手を夢見る若者の育成・指導にチャレンジしており、これまでプロ野球チームへと選手を輩出。今季も選手や審判員のトライアウトも行なっている。
なんとかここで、ラミレス選手には『BCリーグ』をその人懐っこいキャラクターで盛り上げてもらい、地域の活性化と自身のNPB復帰への活躍を期待したい。そこでまた、ファンと14歳年上の夫人を大いに楽しませてもらいたいものだ。
(画像はBCリーグ公式サイト http://www.bc-l.jp/ より引用しました。)