東京都知事選翌日、北海道では『マルちゃん やきそば弁当 塩』が新発売!

  by くぼベア  Tags :  

東京では45年ぶりと言われる記録的な大雪から一夜明けた2月9日。都知事選挙の投票日迎えた。さらに、ロシアのソチでは、ついにソチ冬季オリンピックが開幕し熱戦が繰り広げられている。

そんななか、北海道では2月10日(月)”マルちゃん”で知られる東洋水産から、北海道地区限定でカップ入り即席麺『マルちゃん やきそば弁当 塩』がひっそりと新発売される。

『やきそば弁当』とは、北海道のカップ焼きそば界では圧倒的なシェアを誇っており、大雪警報が発令された東京の様子に対しても「この程度の雪であたふたするとは情けない」「この程度の雪で騒いでてワロタwww」など、いわゆる“北から目線”で冷ややかな態度をとった北海道民にとってもまさにソウルフードと言ってもいい食べ物だろう。(東北・信越地方の方には『焼きそばBAGOOON』のようなものだと言えばわかってくれるだろうか。)

「焼きそばなのに弁当?」とその存在を知らない方には不思議に感じる方もいらっしゃると思いますが、『やきそば弁当』の名前は、最大の特徴である作る際に出るお湯を捨てずにスープにして飲むことにあり、その付属の粉末スープの素を入れるため弁当箱のような形状になったことから由来しているのだそうだ。

また、この『やきそば弁当』が実は北海道地区限定の商品だと知らない人も北海道には多く、道外に出てはじめてその存在の大きさに気づく人も多いのだとか。しかし、今回の『やきそば弁当 塩』が発売されることにたいし販売会社からの大々的な宣伝はなく、さらに北海道の内でも話題になっている様子は特にみられない。だが、それは圧倒的なシェアを誇ることからくる、何もしなくても発売すれば必ず買ってくれるだろうという自信の表れなのだろう。

だが、なぜ今「塩」なのか?という疑問は残る。現在『あんかけ焼き風 やきそば弁当』『やきそば弁当 たらこ味』などユニークな商品がある中でのいたってシンプルな商品の新発売となる。そして何より『やきそば弁当 はま塩』という類似の商品が既に発売されているのだ。これにはそれほど新商品『やきそば弁当 塩』に絶対的な味にたいしての確証があってのことだろう。これには道外に住む人間には通販、もしくは物産展などで見つけて買うことしか出来ないので、今すぐ確かめることは出来ないが是非とも一度は食してみたいものだ。今度は北の味覚が試される時がきたようである。

マルちゃんHP『やきそば弁当シリーズ』:http://www.maruchan-cupyakisoba.jp/detail03.html

(画像は東洋水産HPニュースリリースページより引用しました)

1977年生まれ。出生地不明。職業未定。ずっと横になってTVを見ていたいけど、世の中うまくいきませんね。過去、WEB甘噛みマガジン(http://amagamimagazine.com)にて『ヒカルさん、とりあえず事実婚しませんか』連載。

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