JASRACともめて印税収入激減のファンキー末吉! 制裁か?

  by 中将タカノリ  Tags :  

爆風スランプのドラマーとして一世を風靡し、近年もワールドワイドな活動を繰り広げているファンキー末吉さん。

彼は今、自身が経営するライブハウスに対する著作権使用料請求と、著作楽曲の包括契約を争点にJASRACとの裁判に挑もうとしている。

以前からJASRACの運営方針には賛否が分かれている。しかし、今回ウェブ上や音楽業界関係者の間で話題になっているのは従来の問題よりも遥かに狡猾な”制裁”疑惑だ。

『ファンキー末吉支援者の会』によると、ファンキー末吉さんはこれまでJASRACから三か月に一度、おおよそ二百万円から四百万円の印税支払いをうけていた。

しかし、2009年9月にトラブルが発生して以降はその支払額が三十万円から六十万円程度に激減したというのだ。

本人はあくまで「JASRACが故意に印税分配を減らすということをするとは思わない」と断っているらしいが、ここまでタイミングよく不自然な現象が起こると「みせしめではないか」という疑念を抱く人も多いのではないだろうか。

実際、この印税支払いの激減によりファンキー末吉さんはJASRACとの裁判自体が困難な状況に追い込まれているということだ。

ファンキー末吉さんとJASRAC間のトラブル、裁判の詳細に関しては『ファンキー末吉支援者の会』を参照されたい。

※画像は『ファンキー末吉支援者の会』より
http://www.simplepile.jp/

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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