任天堂ホテルとも呼ばれている京都五条のラグジュアリーホテル「丸福樓」(京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342番地)。旧任天堂本社社屋をホテルとして丸福樓としてリニューアル。建築家・安藤忠雄氏によって新たな命を吹き込まれたホテルでもあります。「希少なニンテンドースイッチ」もここにあります。
<丸福樓公式によるホテル解説>
「1889年より歴史を刻んできた任天堂。その創業地にあたる京都・鍵屋町の旧本社社屋がホテル「丸福樓(まるふくろう)」として生まれ変わりました。どこか懐かしい昔と変わらぬ佇まいに息を吹き込んだ設えと、それと呼応するように構える安藤忠雄氏による新たな建築。好きな時に、好きなように、好きなだけ。自由という豊かさに羽を広げる自分だけの特別な時間。そっと寄り添う、そんな贅沢がここにあります」
任天堂レストランともいえる「カルタ」
そんな丸福樓では、極上の料理を楽しむことが可能。旧任天堂本社社屋にはレストランがあります。現在は天ぷらの名店として愛されていますが、2025年5月までは「カルタ」がありました。ここでは料理家・細川亜衣さんがディレクションした料理が楽しめました。しかも料理には、かなり強いこだわりがあります。
<丸福樓公式によるレストラン解説>
「丸福樓に併設するレストラン「carta.」。ディレクションは料理家・細川亜衣さんです。carta.では、日本古来の調味料・薬味・発酵食品などを隠し味に使った、全く新しい、けれどどこかホッとするような” 洋食 “をご用意しております。お料理と器、ロゴ、レストランに関わるすべてを監修しており温かみを感じる空間が広がっています。是非、carta.で細川亜衣氏のうつくしい世界観とお食事をお楽しみください」
味覚が「いにしえの日本の味」として記憶を呼び起こす
実際にカルタで夕食を食べたことがありますが、どれも新しく、それでも味覚が「いにしえの日本の味」として記憶を呼び起こすものがありました。これは食べる価値がある料理、そして「いま良いものを食べている」と思わせる魅力が料理にあります。
リラックスした状態でグルメが楽しめる雰囲気
店内は、温かさと癒やしを感じる落ち着いた雰囲気。いい感じに明るすぎず、リラックスした状態でグルメが楽しめます。まず最初にオススメのお酒やジュースを楽しむことができます。料理に合わせ飲み物を出してくださるので、飲みたいだけ、満足できるまで飲めました。
それぞれの料理にペアリングとなるお酒
料理はコースになっていて、それぞれの料理にペアリングとなるお酒やソフトドリンクがあります。自分が好きな飲み物を飲むことも可能でした。メニューを見ただけでワクワクしてきます。だってここは、任天堂レストランともいえる聖地。そこで極上のコースが始まるのです。
フリット
スパークリングワイン 京都丹波 てぐみ
魚のマリネ
白ワイン 安心院 アルバリーニョ 下毛
フラン(カスタード料理)
赤ワイン 高畠ワイナリー メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン
コーンビーフ
ロゼワイン クラムボン
メンチカツ
白ワイン くらむぼん N 甲州
グリーンサラダ
クリームパスタ
赤ワイン タケダワイナリー ルージュ
チョコレートゼリー
日本食材のメガ進化
「古くて新しい」という表現がありますが、カルタの料理はその上位互換ともいえる「日本食材のメガ進化」を深く感じました。いにしえより日本の地で培われ、伝えられてきた食材。それがカルタの料理人によって唯一無二の料理と成る。あまりにも希少なグルメ体験がありました。
神話級のおいしさは食べた人たちの心に残り続ける
任天堂ホテルともいわれている丸福樓ですが、オールインクルーシブなので、滞在中、お酒やドリンク、軽食などが自由に食べられます。「食」に関して深く、そして心行くまで楽しめる丸福樓。残念ながらカルタは閉店しましたが、それでもそこで体験できた神話級のおいしさは、食べた人たちの心に残り続けるでしょう。ごちそうさまでした。

