長期連載の終焉

  by アルナオ  Tags :  

ビッグコミックオリジナルで連載中の『あぶさん』が来年2月で完結するとのニュースが流れました。同じ2月に100巻発売をもって完結するのが小学館学習誌などで連載していた『あさりちゃん』。

『あさりちゃん』も『あぶさん』も知名度が高く、多くの本屋に配本しなければならないでしょうし、消費税が上がって売り上げが落ちれば小学館の負担が大きくなるから打ち切りと考えられなくはないですが、2014年2月という時期に不思議な縁を感じてしまいます。

 

1989年2月。平成に代わったその翌月、手塚治虫死去のニュースが流れました。時代の変化を強く意識したものです。

それから四半世紀、『あさりちゃん』を含めても100巻以上単行本が発行されたのは11作品しかありません。そのうちの2作品が手塚治虫没後25年に揃って終わりを迎えるのは一つの時代が終わったと実感せざるを得ません。

 

さらに25年後、何が終わるのでしょうか。『こち亀』だったらすごいのですが。

何でもかんでも競馬に例えてしまうのが悪い癖なので、競馬は門外漢という皆様には読みにくいかもしれません。逆に競馬好きの皆様は法律経済のあたりがわかりやすくなるかも?