今年も残り20日程度ですね。
この時期になると年末調整の話になりますが、サラリーマンの方は恵まれているなーと思ってしまいます。
独立して10年経ちますが、自営業者と同じような身分である私は、収入・必要経費の資料整理に追われ、気持ち的に「暗く落ち込みやすい時期」に入ってしまうのです。
個人事業主から法人成りして会社形態に移行した現在では、税理士との顧問契約しているので、確定申告等作成業務から解放されたものの申請書類の整理が増えているので手間はかかってしまうことには変わりないのだ。
一方、サラリーマン時代の時なら申請書に氏名と捺印して提出すれば会社が無料で処理してくれる。
雇われていると判らないことなのだけど、調整事務が無料なのは従業員の特権なのです。
本来、申請手続きをするなら『年末調整事務手数料』が発生しており、会社は税理士等に手数料を支払って処理してもらっているのです。
会社にとって年末調整は手間と費用が掛かり・・・・気が重い時期なのです。
所得税の申告手続きに関しては、給料所得者は恵まれていることを知っていただき、会社の給料計算担当者のお仕事を増やさないように、協力するようにしましょう。
給料計算は毎月の作業の他にも、労働保険・雇用保険・社会保険料の手続きや算定・年末調整・入社及び退社時の事務手続き・退職金事務など、膨大な作業に追われやすく、かつ計算ミスが許されない仕事を担っています。
年末調整は、働く方の協力なしには終らない手続きです。
提出最終日も12月上旬である企業が大半なので、未提出の方は早めに提出するようにしましょう。
年末調整は会社があなたに代わって確定申告をしてくれているのです。
やってもらって当然の手続きと思わずに感謝の気持ちを忘れないでいてほしいと思います。