最近ぐっと寒くなって暖かい食べ物が沁みるようになりましたね。
特に一口で心も体も温まって、肉、魚、旬の野菜を一度にたっぷり摂れて栄養満点な、日本を代表するパーフェクト温かい料理・鍋は最高ですね!!
作り方は材料を切って煮るだけなので、片付けも簡単! 料理が面倒くさいときはホント鍋さまさまですね。
てことで最近ハマってる鶏豆乳白ごま鍋を作っていきます!
美味しさの秘訣→うま味成分の相乗効果
より美味しい鍋を作るために、「うま味」について考えてみます。
「うま味」とは甘味・塩味・酸味・苦味に続く「第5の味覚」と呼ばれ、料理の美味しさを土台から支える重要な成分です。
代表的なうま味成分はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の3つです。
グルタミン酸→ アミノ酸の一種で最も一般的なうま味ですね。
昆布などの海藻類や、トマト、チーズ、白菜、玉ねぎなど野菜に多く含まれています。
イノシン酸→ 動物性のコクを生む成分です。
鰹節、煮干し、豚肉、牛肉、鶏肉(つまりお魚とお肉)に豊富に含まれています。
グアニル酸→ 干し椎茸やエノキ、ぶなしめじ、ドライトマト、海苔、ホタテ、ウニに含まれています。
これらのうま味は単体よりも組み合わせて使うほうが良いです。
複数で使うと相乗効果でなんと数倍から十数倍うま味を強く感じられるようになります。
だから色々な食材で出汁を採る汁物って美味しいんですね。
うま味的に考えた使う食材はこちらです!
鶏豆乳白ごま鍋の材料
<1~4人前>
※たぶん4人前だけど1人で食べきっちゃうんだよ、旨すぎて
白菜(アミノ酸)…350g~500gぐらい。350gだと少ないです。トロトロに溶けるので「入れすぎ!」って心配になるぐらい入れてしまって全く問題ないです。白菜大量消費!
鶏肉(イノシン酸)…1パック(250gぐらい)
→骨なし肉でOKです。今回は手羽元が特売だったので使っただけです。鶏じゃなくて豚でもOKです。
干し椎茸(グアニル酸)…2枚。できれば一晩水に漬けてゆっくり戻したほうが良いです。お湯や熱湯は早く戻せますが、その分せっかくのグアニル酸が壊れて減ってしまいます。
ネギ…白いところ1本分
水…300cc
豆乳…300cc
ウェイパーか鶏ガラスープ…大さじ1
練りごま…大さじ1(すりごまで代用するなら大さじ3にごま油を少々混ぜてください)
白だし(麺つゆでもOK)…小さじ1
塩…小さじ1
美味しく作るコツ
①白菜はうま味をたっぷり引き出すためにそぎ切りにします。
②きのこや野菜類は全て鍋に入れてから加熱し、水から煮ます。
③きのこ、野菜が煮え、しっかり出汁が取れてからお肉を入れます。
きのこ・野菜の出汁でお肉を煮込むイメージです。
ちなみにこのやり方で豚汁作ると、お店味の豚汁が出来上がります。
鶏豆乳白ごま鍋を作る
①下準備です。鶏肉はサッと湯がいてから水に漬けて洗い、臭みのもとになる汚れを落とします(骨なし肉を使うならこの作業はいらないかも)。
戻した干し椎茸、白菜、ネギを切ります。白菜はそぎ切り、ネギは斜め切りにします。
②鍋に椎茸、ネギ、白菜の芯(まだ火が通りやすい葉は入れない。)と水300ccを鍋に入れて火にかけます。
③アクを取りつつ、白菜が透明になるまで煮続けます。
④白菜が透けて、出汁に美味しそうな色がついたらお肉を入れます。
⑤お肉に火が通ったら白菜の葉を入れます。
今回は鶏に火が通ったらほぐして、骨から身を外しました。骨付きのままだと個人的に食べづらいという理由で外しただけなので、この作業はなくて大丈夫です。
骨からすごく良い出汁が取れるので、お肉と一緒に骨も鍋に戻します。
見てくれよこのスープの色を、めちゃくちゃ美味しそうじゃない!?!?!?!?!?
⑤豆乳を入れます。豆乳を入れたら沸騰させないように注意! 湯葉のような、アクの塊のようなブツブツができてしまいます。
ブツブツが気になる場合は、重曹を小さじ2分の1ぐらい入れてください。滑らかなスープに戻ります。
※重曹を入れすぎて苦くなってしまった場合はお酢を少しいれてください。重曹はアルカリ性なので、酸性のお酢と合わせると中和できます。
⑥豆乳スープをお玉いっぱい分ぐらいお椀に入れ、ウェイパー(鶏ガラスープ)と白練りごまを各大さじ1、白だし小さじ1、塩小さじ1を加えて溶かし、調味料液を作ります。
調味液を豆乳スープに戻します。味見をして味の濃い・薄いを整えたら完成です!
ちなみに「??? なんか足りないけど何が足りないのか分からない」って場合はたいてい塩が足りてません。
鶏豆乳白ごま鍋をスープで食べる
完成したスープにさらにお好きな具材を足して(鶏肉入ってるけど豚肉入れても美味しいです)鍋として食べても、もちろん間違いない美味しさです。
ですが今日はスープとお蕎麦で頂きます。まずはスープから。
↓お好みでネギとラー油をトッピングするのもおススメです!
うまーーーーーーーーーーーい(;∀;*)
3種類のうま味成分が合わさるように出汁とったからね! うま味が濃い!!!! そこにゴマのコクがプラスされて、うま味的には完璧!!
そして豆乳が優しい(;∀;*) 寒い時期にはこの暖かくて優しい味が胃袋にも心にも沁みるのよ(;ω;)
たまらん。
蕎麦つゆにして食べる
蕎麦つゆにする場合は、すりおろし生姜を入れるのがおススメです!
豆乳白ごまベースのまろやかで柔らかいスープに、生姜のピリッとしたスパイシーさがアクセントになって、お蕎麦の香りが引き立って美味しいのです。
初めてだと「なんじゃこりゃ!?」と思うかもしれませんが、お蕎麦と鶏豆乳白ごま鍋スープは意外と合うのです! クセになります!
ちなみにお蕎麦じゃなく、パスタで食べてもクリームパスタみたいで美味しいですよ。
鶏豆乳白ごま鍋は、材料を切って煮込むだけで鍋にもスープにも蕎麦つゆにもなって、簡単で美味しいです。
変わりダネ年越しそばにもなります。
気になったらぜひお試しくださいませ。
※画像は全て筆者撮影

