先日沖縄に旅行してきました。沖縄のコンビニには本州では売られていない商品がたくさん売られていて、下手なおみやげショップに行くよりも珍しいものを安く買えたりするのでおすすめなのですが、その中でも今回推したいのが沖縄のファミリーマート限定で流通している「泡盛コーヒーBLACK」です。
泡盛は沖縄で作られている蒸留酒ですが、それをコーヒー割りしたものがプラスチックのカップに300ml入って税込270円で販売されているのです。まあ沖縄ではワンカップの焼酎的な感覚なのでしょう。
コーヒーで泡盛を割るなんて珍しい飲み方のような気がしてしまいますが、実は沖縄では意外とポピュラーな飲み方だったりするんですね。
僕は以前沖縄のゲストハウスで住み込みでヘルパーをしていたことがあるのですが、長期で宿泊していた沖縄のペンキ塗り職人の棟梁が1.8リットルの泡盛を持ち込み、コンビニの1リットル100円くらいのブラックコーヒーで割ってみんなに振る舞っていました。もちろんみんなもそれを普通にガブガブ飲むわけです。
そんな背景もあって、ファミリーマートでは結構以前からカップ入りの泡盛コーヒーが販売されていたりします。下の写真は2018年頃に撮影したものですが、どこのファミリーマートに入っても「泡盛コーヒーBLACK」はたくさん並んでいました。
で、この当時のパッケージをよく見てみると、デザインが現在のものと少し違います。実はこの「泡盛コーヒーBLACK」は昨年冬にリニューアルを敢行。ファミマカフェで使用しているコーヒー豆を使用し、より本格的なコーヒー感を味わえるようになったのだそうです。
もちろん今回の旅行でもおみやげ用に「泡盛コーヒーBLACK」をゲット。リニューアルされてから初めて飲んでみたのですが、その味はまるでファミマカフェのブラックコーヒーそのもの。これはヤバい。ブラックコーヒーの苦味やアロマがしっかりと主張していて、アルコール度数は12%と高めなのにスルスルと飲めてしまいます。
うっかりガードを緩めてたくさん飲んでしまい、気づいたらベロベロになっちゃうやつだ……!
よくよく考えたら泡盛ってストレートだとだいたいアルコール度数が25%くらいなんですけど、12%になっているということはきっと半分くらいブラックコーヒーで薄めてるってことなんですよね。そりゃあコーヒー感が強くて飲みやすいわけだ。
なので氷でさらにキンキンに冷やして飲んでもバッチリうまい。コーヒー割りなので食後にクイッと飲んでも合いますし、スイーツなどとも合わせやすいんじゃないかなあと思いました。
意外なようで相性抜群な泡盛コーヒー。これから季節は夏を迎え、沖縄旅行を計画する人も増えることでしょう。ぜひファミリーマートに立ち寄って現地で親しまれているお酒を味わってみてはいかがでしょうか。