ウェザーニューズは、東日本・西日本の各所で紅葉のピークを迎えたことを受けて、今週末に紅葉が見頃のピークとなる名所と週末の天気傾向を発表しました。
同社によると、今年の夏の猛暑や秋に多く訪れた台風の影響は一部に限られ、ほとんどの地域では例年通りのあざやかな紅葉が楽しめるのそうです。また、今週初めに訪れた寒気の影響で、やや遅れていた西・東日本の色付きも進み、見頃となる時期も例年に近いとのこと。今週末は、16日に広い範囲で晴れて色あざやかな秋を満喫することができるそうです。
同社の予報によると、関東エリアでは北部の山々では紅葉シーズンが終了に向かっており、色付きは山から平野へ。今週初めの冷え込みにより、平野での色付きはより加速している状況とのこと。また、秋らしく晴れと雨を繰り返す天気、さらに晴れた日は朝晩の冷え込みも出てきており、色付きは例年通りのあざやかさとなると予想しています。16日は移動性高気圧に覆われて穏やかな秋晴れとなり、黄色や赤に色付いた紅葉が楽しめる一方、17日は低気圧が接近するため、雨が降る恐れがあります。週末は週初めのような強い冷え込みは無く、昼間は秋の装いで問題なさそうとのことです。
なお、同社のスマホアプリ『ウェザーニュースタッチ』の『紅葉Ch.』では、週末に見頃を迎える名所を紹介する『今週末のオススメスポット』を公開。このコンテンツでは、全国550万人のウェザーリポーターから寄せられる最新の紅葉リポートと全国3,000か所に設置する気象観測システム「ソラテナ」の気象解析データを活用し、ウェザーニューズの予報センターから紅葉狩りに適した日程やおすすめスポットなどの情報を発信しています。
今週は東京都内でも『木枯らし1号』が吹いてこれから冬本番。紅葉狩りのラストチャンスとなる今週末には、ぜひどこかへお出かけしてみては?