五月病を感じたら…の対策法

  by あおぞら  Tags :  

 このところ雨が続くニューヨークは5月も中旬なのに気温も低く、心が塞ぎがちになります。新社会人でもないのに『五月病とはこういうことか?』と思ってしまう程です。五月は五月晴れと言う言葉があるように、明るい日差しを浴びることが出来る天候であって欲しいもので、このようにジメジメが続くと天候も心模様に影響するようです。

 しかし、今朝一時、夜明け前に雨が止みました。こうなると薄暗くても構わないのでスニーカーを履いて、早朝散歩に出かけました。ニューヨークは健康志向の人が多いので、ジョギングの人たちにすれ違います。朝、元気のいい人たちを見るとこちらも元気をもらえそうです。

 もし、元気になれない時は単純に体を動かすのがよく、手っ取り早く散歩がいいと思います。出来れば早朝がいいですね。朝から気分がよくなります。それに太陽光を浴びるのもいいですね。太陽光を浴びるのはうつ改善にもなり、太陽光のパワーは効果てきめんだそうです。

 より効果的なのは太陽光を浴びながら運動することで、公園などでストレッチをするとかの方法もありですね。気分がすぐれない時には、こういう処置を素早くとることです。ストレスの多い現代社会で、心の病に侵される人も多いです。真面目な人ほどうつ病を発しやすく、責任感が強いため普段通りに人と接するので、周りには気づかれないで、その分余計にストレスがたまる悪循環です。

 音楽による心のアゲアゲ感をもたらす方法もあるのです。それはモーツアルトを聞くのです。今ではYouTubeでもメドレーで聞けますので積極的に聞いてみましょう。モーツアルトを聞くだけで人間に現れる効果があるというのです。
 

1.自律神経の働きを高める
2.高周波で脳を活性化
3.1/f(エフぶんのいち)のゆらぎで癒される
4.α(アルファ)波でリラックス&集中
5.免疫力がアップする

 学術的なことはわかりませんが、モーツアルトの音楽は自律神経を整え、免疫力をアップさせるのだそうです。ミーティングの前にモーツアルトの音楽を流すとミーティングがスムースに進むという実験結果も出ているそうですので、人間の気持ち向上に役立つのでしょう。

 それにチョコレートは幸福感をもたらす効能があるそうです。チョコレートに含まれる「テオブロミン」には、うつやストレスを和らげる効果があるそうで、体が疲れた時に食べるチョコレートは至福の喜びですが、チョコレートは心が疲れた時にも効果大なのです。

 気分がすぐれない時はそのままにしないでくださいね。心のありようは人間にとり重要です。心をいい加減に扱うと、心がやられていきます。それが続くとうつ病となり困ったことになります。

 五月病の症状はゴールデンウイーク明けに出ることが多いそうです。もしも、疲れがとれないや、睡眠障害、不安や焦りを感じるような症状になったら、『適度な運動』、『太陽の光を浴びる』、『モーツアルトを聞く』、『チョコレートを食べる』この対策方法で心の健康を取り戻してください。

 決してほったらかしにするのではなく、自分の心を大切に大切に労わってください。きっと、心に青空が取り戻せますから!

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