今年の梅雨はスマート電動傘でスマートに開閉しよう!

  by 古川 智規  Tags :  

間もなく本格的な梅雨の時期がやってくる。雨が鬱陶しい季節だが、日本の季節の移ろいとして受け入れるしかない。とはいえ、雨だから外出しないわけにもいかず必要なのは雨具である。
梅雨の時期は常に雨が降っている印象なので、さっと出せてさっと仕舞えるものが良い。バネの力で開くときは自動というものは昔からあるが、畳むのも自動化するとなると何らかの動力が必要だ。

そこで、動力を傘の中に仕込んでしまったの世界中のブランドを探して日本に紹介するが鑫三海(しんさんかい)が販売するスマート電動傘だ。

折り畳み傘なのだが、開くときも閉じるときも電動で完結するので、楽なことこの上ない。開封してみると仰々しい箱に入っているのだが、箱入りの傘を見たのは初めてだ。もはやデジタルデバイスと言っても過言ではない様相だ。

持ちての部分に充電端子があるが、もちろんTYPE-Cなので手持ちのスマホ用充電器でもモバイルバッテリーからでも充電は可能。充電中は赤いLEDが光る。
なお、傘の開閉時にしか電力を使用しないので年に数回の充電で十分だ。ちなみにバッテリーが切れても通常の折り畳み傘として手動で開閉が可能である。

開くボタンを押すと電動で開き、閉じるボタンを押すと電動で閉じる。ボタンを押している間だけ動作するので、危険を感じた場合はボタンを離せば開閉動作は止まる。

この傘が威力を発揮するのは荷物を持っているときだけではない。バスや車に乗ろうとするときに電動で閉じることができるので、両手を必要とせずに数秒で折りたたまれた状態になる。これは非常に便利で、乗車時にも降車時にもスマートに傘を操作できるのは電動ならでは。とはいえ、アルミ合金と炭素繊維を使用した結果の質量は390グラムと軽量なので負担になることもない。梅雨を優雅に乗り切るアイテムになりそうだ。主な販売チャネルは同社の楽天市場だ。

※写真はすべて記者撮影

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