「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人か言い当ててみせよう」と言ったのは、19世紀フランスの政治家であり美食家でもあったブリア＝サヴァランの言葉です。生涯独身で亡くなる2か月前に出版された『美味礼讃』にこの言葉が記されているそうです。
このところ自分の変化を求めています。体重を減らしたい、美容に気を付けたい等、自分磨きと言うのか、ジムのメンバーを辞めて数年経ち運動不足は否めません。そこで食生活を見直し始めたら、良い食材に覚醒しました、それがゼラチンです。そうです、あのゼリーの材料のゼラチンなのです。
不定期でゼリーは作っていたのですが、つい最近久しぶりに作り懐かしい味に再会し、ポテチなんかを食べている自分を反省し、これからはゼリーをおやつにしようかな？などと考え、なにげなくゼラチン検索をしていたのですが、驚く程に体に良い食べ物であることを知ることになりました。
最初に調べたのは、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 (https://www.gmj.or.jp/gelatin/gelatin_food.html)のホームページで
ゼラチンを摂る＝コラーゲン摂る！ゼラチンは美容と健康を支えます
誰もが気になる 「 老化 」 。 年をとるにつれて、コラーゲンの分解と合成のバランスがくずれ、分解の方が多くなってきます。その結果、しわ・たるみ、関節・骨の痛みなど、いわゆる 「 老化現象 」 が表れます。 コラーゲンから出来た 「 ゼラチン 」 を摂取することは、コラーゲンを摂取するのと同じこと。高血圧の防止や骨粗鬆症の軽減、関節炎の治癒などにも効果があるといわれています。また、皮膚の若返りや、肌の保湿性を高める美容効果も期待できます。「 ゼラチン 」 は美容・健康分野からも注目され、研究が進められています。
…とあります。化粧品に配合されているコラーゲンは美肌効果があるとされていて、化粧品会社の宣伝文句によく使われています。ただ、市場に出回っているコラーゲンサプリに関して、『コラーゲンサプリは本当に効くのか？ 科学的根拠を検証』とナショナルジオグラフィック日本版の記事を日経新聞電子版 2023年6月9日付けが報じており、『宣伝される効果、根拠は不足』と、どっちを信じて良いのやら？
記憶の限りではコラーゲンは摂取して出来るのではなく、体内で作られるものと聞いたので、『宣伝される効果、根拠は不足』に傾いているので半信半疑でもあります。
しかし、宣伝文句に誘われて高い美容液を買うわけでもなく、ゼリーを毎日食べる程度でしわ・たるみ、関節・骨の痛みなど『老化現象』が防げたり、高血圧の防止や骨粗鬆症の軽減、関節炎の治癒などにも効果アリ、かつ皮膚の若返りや、肌の保湿性を高める美容効果も期待できるのなら、是非ともゼラチンを摂取したいものです。
味噌汁に粉ゼラチンを入れるのも簡単な摂り方だそうですが、それはチョット気乗りがしませんので、お菓子のゼリーでゼラチンを摂っていこうと思います。
ゼラチン自体は、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え抽出したもので、それらがゼリーになっているのは不思議な気もしますが、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織を摂取するのは体にはいいでしょう。
高い健康食品や、美容液を売りつけられるのは困りますが、日々、ゼリーを食べる程度で、美肌や骨粗しょう症の予防になるとしたら、小さな投資で大きなリターンが望めるかもしれません。
ケーキ屋さんでも、出来ればケーキでなくゼリーを選んでみるのもいいですね。フルーツゼリーは見た目にも美しく、カロリーはケーキより低いです。
いかがですか？ ゼリーが食べたくなってきましたでしょうか？
