TABLE FOR TWO を推進する金沢の団体、「En2」が7月19日にイベントを開催した。
その名も
TABLE OF AFRICA
代表を務める佃さん(金沢大学3年生)のアフリカ(ルワンダやウガンダ)の現地滞在期間中の体験記が主な講演内容であった。
アフリカの一部地域はTABLE FOR TWOの支援先である。
TABLE FOR TWOを含め、様々なボランティアや支援活動をする大学生らがいる。しかし彼らは実際に現地の情報というか、その景色を見たことがあるのだろうか?いや、見たことある人間はほぼいない。
なら見に行こうじゃないか。
そう、「僕たちは世界を変えることはできない」の向井理のように。
En2の過去のメンバーはアフリカ渡航経験がある。しかし、自身はしたこともない。代表なのに、そんな思いが彼女を突き動かした。
見たことのない景色、聞いたことない言語、全てが初めてに近い中、どんなことがあり、どんなことを感じ、どんなことを考えたかを参加者20名弱に写真を交えて佃さんは語った。
実際に小学校へ出向き、給食支援をするというマジメな話から、国境越えで換金忘れで無一文になりかけたという少しドジな話まで、内容は多岐に渡った。
休憩後にはEn2のメンバー総出でWorkshopを行い、
「世界で一番~な自分」
を行った。
これは例えば世界で一番友達の多い自分などとポストイットに書いて、そこに説明書きを追加し、ホワイトボードに貼った後、みんなでそれを見せあってFacebookのようにイイネを付け合う、といったものだ。
より多くのイイネをもらったものが優勝。
なかなか面白いアイディアだったように思う。
休憩、WSを挟み、体験記から話はアフリカの文化や食生活、自身が行った観光の話になってみんなリラックスした表情で終了。
時間も少しおしたが、質疑応答でも活発的な交流が行われるなど、佃さんが講演中何度も話した「私だけがしゃべっているだけじゃもったいない」が色濃く出た講演会になった。
普通の講演会では一方的に講演者がしゃべり、終了後にはその素晴らしい話に気圧されて参加者は大して質問もできずに終わる場合が大半だ。
しかし佃さん(En2の皆さん)はWSや対話というワードを強調し、みんなで支援を考えるということを実践できたかのように思う。
自分ひとりではなにもできない。だからこそみんなの力が必要なんだ。そんな月並みだが当たり前なワードを彼ら彼女らの活動からは見て伺える。
これからのEn2、そして佃さんの将来がどうなっていくか楽しみである。
アナタも僕の記事からだけでなく、En2のブログなど直接ご覧になったらいかがだろうか?
これからもどうにかこうにかEn2さんと皆さんのつなぎ役ができればと思う。
参考URLはこちら!
En2 ameba blog
http://ameblo.jp/eating-for-children/
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