熱燗は魔法瓶でつける時代?最新技術でエコに温めよう!

  by 古川 智規  Tags :  

夏は暑かったが、冬も急に気温が下がり九州でも積雪があったくらいに寒い。こういう時は熱燗で暖まりたいと思うお酒好きの方も多いはず。
真空タンブラーの技術を使った酒燗器とタンブラーを使ってみたのでレビューする。

保温・保冷能力にかけては定評のあるピーコック魔法瓶の酒燗器は魔法瓶構造になっていて、まずは容器にお湯を注ぐ。燗の付け方により湯量の目安がメモリで打ってあるのでわかりやすい。当然だが、熱湯を入れても外側まで熱は伝わらないので熱くはない。

付属の陶器製の徳利にはお酒を入れておくのだが、酒燗器に入れるとちょうどフタになり、お湯が冷めにくい構造になっている。肴を用意する間に燗が付いているという寸法だ。

そして飲むのは日本酒タンブラーで、こちらも魔法瓶の技術が使われているので冷めにくい。当然だが保冷構造にもなっているので、冷酒やビールを注いでも冷たいままだ。
やかんの中に徳利を入れて燗を付けた時代から、仕組みは同じだが最新の保温技術を使用してぬる燗から熱燗まで自由自在、しかもお湯さえあれば冷めにくくキープできるのがエコである。ガスも電気も使わないその場で使える酒燗器で寒い冬の夜を過ごしてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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