11月23日&24日に東京ドームシティで開催された『ピクミンブルーム』史上初の有料リアルイベント「Pikmin Bloom Journey 2024 : 東京ドームシティ」に参加した際のゆるゆるレポートです。
リアルイベントってゆるくても良いんだ
前提として、普段筆者はNianticのタイトル『Ingress』『ポケモンGO』『モンハンNow』と、何かと戦う激しい位置ゲーばかり遊んでいます。
『ピクミンブルーム』はリリース当初はプレイしていたものの、近頃は離れていたので「え? リアルイベントが開催!? と、とりあえず行ってみるか……」くらいの気持ちで参加しました。
結論からいうと、『ピクミンブルーム』のことが大好きになり、イベントが終了して2週間経過した今も継続的にプレイしています。それほど楽しかった。
▲会場に到着するとゲーム内でイベントがスタート。
▲特別な苗と追加スロットを受け取り。
▲マップ上に出現するイベント限定のスペシャルスポットを巡ります。
▲一応ミッションもありますが内容はゆるゆる。スペシャルスポットをゆっくり周るだけで自然と達成可能な難易度に設定されていました。
▲スペシャルスポットを訪れると、そのスポットの簡単な説明が。短文ではあるものの、各所で読んでいくことで街のことをザッと知ることができるので、まるでガイドがついているような質の高いお散歩が楽しめました。
▲イベントデザインのポストカードも貰えるので、コレクション欲も満たされます。
▲あとはスペシャルスポットやその周辺を巡りながら東京ドームシティとその周辺をゆっくり散歩するだけ。
▲とことこ。
▲とことことこ。
普段戦闘系位置ゲーばかりプレイしている筆者、イベント開始前は「よっしゃ! スペシャルスポットを最速で巡るぜえええうおおおおお!」と意気込んでいたんですが、お散歩をスタートして1分でそんな気持ちは吹き飛びました。
「お散歩のお供にピクミンブルームどう? 急いでクリアしなくていいし、なんならクリアしなくても良い。あなたが思うように好きに過ごしてくれればOK。美味しそうなお店見つけたら入っちゃえば? お腹いっぱいになっちゃったら帰ってお昼寝してもいいんじゃないかな」くらいのゆるさ。
▲いい天気だなぁ。
▲きもちいぃ〜。
▲ちょっと紅葉始まってるなぁ。
▲ビルに丸の内線が入っていく〜。
▲朝の公園っていいよね。
▲でっかいビルだなぁ。
▲時々出会う同志たち。みんなでお散歩しているような不思議体験。
▲なんの苦労もなく7000歩達成。
▲普段の生活では通らないような道になんの無理もなく導かれていきます。「こっち行ってみよっかなぁ」となるんですよね。
▲お散歩中、スペシャルスポットの1つになっていた「まるや肉店」で、
▲メンチカツを購入!
▲うめぇ〜!
冗談抜きで人生で1番美味しいメンチカツでした。実は筆者、以前このあたりに住んでいたのですが、このメンチカツのことは知りませんでした。地元の人でも知らないスポットを発見できるのも、ピクミンブルームの魅力ですね。
▲ルートからは若干外れていましたが、休憩に「搾り屋935」というコールドプレスジュースのお店で休憩。だってお散歩だからね。
▲柿xニンジンジューズ。柿の甘さが全身に染みる……。
▲街のいたるところにイベントの旗が。街をあげてイベントを盛り上げていただいている様子を見ると、歓迎されている感があって嬉しくなりますね。
▲気がつけば思い出がたくさん。
これでプレイは終了。本当にピクミンと一緒にお散歩をしただけという感覚でしたが、全く退屈に感じることはなく「東京ドーム周辺ってめっちゃお散歩向きじゃん! また歩きたい!」と感じたほど。
▲お散歩のついでにイベント記念ピクミンをゲット!
▲日付入りのテーマパークチケットピクミンめっちゃいい。
イベント中にゲットしたピクミンやポストカードを眺めていると、自然とお散歩していた時の街の風景や食べたものを思い出します。
目で見た景色、自分の足で歩いた場所の空気が、ここまではっきりとゲーム内コンテンツとリンクするのは、やはり、激ゆるながらも「外に出てその場所のことをたくさん感じてほしい」という作り手の強い思いが一貫しているから。まさにXR(クロスリアリティ)を追求した結果だなぁと感じました。
久しぶりにプレイしたプレイヤー目線的にも、ピクミンをまとめて野に返すことができるようになっていたり、デコピクミンの種類が特盛になっていたり、ウィークリーチャレンジやイベントチャレンジなどのシステムが追加されていたりと、多様なプレイスタイルの人たちが楽しく快適に遊べる仕組みが大量に追加され、ストレスフリーな設計になっているのも嬉しいポイントでした。
ピクミン愛に溢れる会場とブルーマーたち
ここまでゲーム的な内容ばかりの紹介でしたが、実は会場とその周辺にはピクミンブルームの世界観に浸れるような工夫が。
▲ドームシティの各所にはイベントの案内板。こういう看板が自然と視界に入ってくることで、リアルイベントへの没入感が高まっていきます。
▲ポストカード風撮影スポット。
▲キノコチャレンジを模したオブジェが!
▲まぁ撮りますよね。
▲で、デケェ〜!
▲小さな公園に唐突に撮影スポットが!
▲ステッカーもらっちゃった!
▲なんとゲーム内のアバターが背負っている歩数カウンターリュックを手作りしたユーザーに遭遇! しかもカウンターに実際の歩数が反映されているそう。位置ゲー界隈にはグッズを手作りする文化が存在しますが、これほどのクオリティのグッズは滅多にお目にかかれません。凄すぎる。
▲中にはピクミンたちが! しかも今回のイベントに合わせたデザイン!
▲しかも靴までピクミン仕様!
▲皆ピクミンサンバイザーを被りながらプレイしていて可愛い。
▲メイン会場で配布されていたピクミンサンバイザー。
▲撮影スポット。
▲歴代ロード画面。
▲巨大特別イラスト。
▲「ピクミン4」の撮影スポットも。
▲「ピクミン4」のゲーム内ミニゲーム”ダンドリ検定”を楽しめるスペースもありました。
印象的だったのは、会場内の皆がピクミンのことを大好きなんだとビシビシ感じる空気感。
皆が配布されているサンバイザーを着用しながらプレイし、東京ドームシティでのゆっくりとしたひと時をピクミンと仲間と共有している光景は『ピクミンブルーム』のリアルイベントならでは。
『ピクミンブルーム』のリアルイベントは、実は定期的に開催(札幌、横須賀、福岡、京都などで開催済み)されているので、機会があれば一度参加してみてはいかがでしょうか!