ラーメン二郎のなかでも聖域とされている『ラーメン二郎三田本店』(東京都港区三田2-16-4)で小ぶたラーメンを食べる。ラーメン二郎三田本店の醍醐味といえば麺のクニュ感。そのクニュとした感じが最高に魅惑的で甘美。そう思う。
ラーメン二郎三田本店は麺のクニュ感が魅力
ラーメン二郎はどの店舗も絶品。それは言うまでもない。そして店舗ごとの個性も楽しくてウマイ。ベースのウマさ+店舗ごとの個性ある魅力。ラーメン二郎三田本店は麺のクニュ感が魅力だと思うのだが、皆さんはどうお思いだろうか。
小ぶたラーメンのニンニクマシマシ
今回は小ぶたラーメンをニンニクマシマシにして食べる。アブラがたっぷりと盛られたヤサイが絶品なので、いつもはアブラマシマシもお願いするのだが、今回のマシマシはニンニクオンリー。つまりプレーンなモヤシとパワフルなスープでクニュとした麺をいただこうってワケ。
豚をスープにじっくり浸して旨味汁を吸収させる
ニンニクは手間暇かけて微細に刻まれた良いもの。目視でしっかり何度もニンニクを確認。そしてこう思う、これは良いものだ。ブタは大量のモヤシの中に埋もれている。引っ張り出して食べたいところだが、まだ食べない。まずはスープにじっくり浸して旨味汁を吸収させる。
ナチュラルな状態ですするラーメン二郎三田本店の麺
丼の底から麺をサルベージ。天地返しはしない。そのまま水揚げして、ズズッとすする。目視だけで「クニュ感ありそう」と思ったが、実際に食べて「クニュ感あった」と実感。
麺はカタメもよいが、ラーメン二郎三田本店はクニュとした食感こそ至高。天地返しをせず、ナチュラルな状態ですするラーメン二郎三田本店の麺、それこそ至高。
クニュとシャキとゴキュが楽しめるラーメン二郎三段活用
今回はアブラを追加しなかったので、モヤシがプレーン。そのプレーンのモヤシの存在が絶妙で、パワフルなスープのテイストを際立たせ、メリハリある美味しさを奏でてくれる。モヤシ自体の繊細な甘味も良き。クニュとシャキとゴキュが楽しめるラーメン二郎三段活用からの高速ナブラ的ウマさ、ここに極まる。
ちなみに大量のニンニクは終盤にスープに溶かして「濃いニンニクを纏ったクニュ麺」を堪能する。
あまりにも上質なラーメン二郎三田本店の小ぶたラーメンなのであった。店員さんも優しくて丁寧。敬礼からの、会釈。退店しながら心の中で「ありがとう」を100回唱えつつ、マスタードサンクス改めてありがとうでシメ。