飲食店に行くと、クシャミや咳をしている客に出会うことがある。急にクシャミや咳が出てしまうことは誰にでもあるし、仕方がないことだ。しかし、手やハンカチで口をおさえることなく、豪快に飛沫をまき散らす迷惑客も少なくない。他人のことにまで配慮が行き届いていないのだろう。
手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客
人気ラーメン店『ラーメン二郎 府中店』(東京都府中市宮西町1-15-5)が、手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客に「咳やくしゃみの際は、せめて口元に手など当てて下さい。他のお客様の迷惑にもなりますし、最低限度のマナーです」とお願いのメッセージを公開した。
<ラーメン二郎府中店のXツイート>
「ラーメン二郎 府中店です。寒くなったりや花粉が飛んだりなど、咳やくしゃみをするお客様が増えてきました。咳やくしゃみの際は、せめて口元に手など当てて下さい。他のお客様の迷惑にもなりますし、最低限度のマナーです。よろしくお願いします」
ラーメン二郎 府中店です。
寒くなったりや花粉が飛んだりなど、咳やくしゃみをするお客様が増えてきました。
咳やくしゃみの際は、せめて口元に手など当てて下さい。
他のお客様の迷惑にもなりますし、最低限度のマナーです。
よろしくお願いします。
SNS担当者— ラーメン二郎 府中店【アルバイト決まりました】 (@jiro_fuchu) October 22, 2024
とてもありがたいラーメン二郎の注意喚起
手やハンカチで口をおさえずクシャミや咳をする客は多くいる。ラーメン二郎府中店のメッセージは、そんな客が減る抑止力になるし、とてもありがたい注意喚起だ。
くしゃみと咳はハンカチやタオルや肩や袖でおさえたほうがよい
可能であれば、クシャミや咳は手でおさえるのではなく、ハンカチやタオル、もしくは肩や袖でおさえたほうがよい。なんなら、手でおさえるのは避けたい。なぜなら、手に付着した飛沫が券売機、食券、テーブル、コップ、丼、レンゲ、調味料、椅子、ドア、水のポットなどに付着するからだ。そこから店員や他の客に付着していく。
他人に迷惑をかけないことを優先して行動したい
欧米では、急なクシャミや咳が出そうになったとき、とっさに口と鼻を自身の肩や袖に持っていき、飛沫が周囲や手に広がらないようにする人が多い。クシャミや咳が出そうになったら肩か袖! と覚えておくとよいかもしれない。
とにかく、クシャミや咳が出そうなときは、他人に迷惑をかけないことを優先して行動したい。病気やウイルス以前の問題として、飛沫を浴びたら気持ち悪いので……。
※文中イラストは「厚生労働省」サイト「咳エチケット」より引用
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html