ラーメン二郎は唯一無二のおいしさ。ラーメン二郎でしか体験できない、真似ができない体験がそこにある。そのラーメン二郎の味をインスパイアしてリスペクトし、オマージュしたラーメン店を「ラーメン二郎インスパイア」「二郎系ラーメン」などと呼び、それもまた人気を博している。
「本当に迷惑なのでやめてください」
そんな二郎系ラーメン店で、信じられない無慈悲で非常識な出来事が発生した。ラーメンを食べきれないのに無理をして食べ、食べきれず口からブチまける客が出現したようだ。あまりにもひどい展開に、店舗は「無理して食べないで」「残していただいて結構なので無理して食べないで」とアドバイスしつつ、「本当に迷惑なのでやめてください」と苦言を呈している。
問題が発生したのは、人気ラーメン店『ラーメン鷹の目』。その公式X(旧Twitter)は以下のコメントをツイートしている。
<ラーメン鷹の目Xツイート / 一部引用>
「残していただいて結構なので無理して食べないでください。本当に迷惑です そんなの見たら来店する他のお客様の食欲も無くなるし、営業中の手を止めて掃除する手間もあります」「掃除するのは精神的にもキツいです。本当に迷惑なのでやめてください」
— ラーメン鷹の目【公式】 (@Takanome_OA) July 19, 2024
他の客や店員に多大なダメージを与える「食べきれずブチまける行為」
どんな料理であれ、食べきれる量をオーダーするのは常識だ。とはいえ、人は間違いをするもの。食べきれると思って許容量以上のラーメンをオーダーしたものの、食べきれなかったことはあるかもしれない。体調不良になり、突然食べられなくなることもあるかもしれない。絶対に避けたいが、愚かゆえに予想しないトラブルが起きることがあるかもしれない。
しかしだ。飲食店で「食べきれずブチまける」という行為が、どれだけ店にとってリスクがあるか理解すべきである。異臭が迷惑なのはもちろん、ウイルスや菌などのリスクがあるだけでなく、気持ちとして他の客や店員に多大なダメージを与える。なにより、それを掃除する店員さんたちのダメージは大きい。隣の客がぶちまけた経験が嫌になって、店から離れてしまう客もいるかもしれない。
最悪の事態に陥らないよう緊急回避行動をするべき
食べきれずブチまける行為は絶対に避けるべきだが、どうしても我慢できない状況になった場合は、限界になる前に店の外に出るかトイレに駆け込むなど、最悪の事態に陥らないよう緊急回避行動をするべきである。食べきれずブチまける行為は、悪意がなかったとしても店から損害賠償を請求されても仕方ない行為と思っておこう。
食べきれる量を食べる! 初めての店は、少なめか通常量でオーダーしてデフォルトの量を理解する! 徹底しよう!
今回「客が食べきれずブチまける」という無慈悲な出来事に遭ってしまった『ラーメン鷹の目』に強く同情するとともに、掃除をした店員さんの心のダメージが少しでも早く回復することを願うばかりだ。