漫画家・寺沢大介先生の「先見の明」というべきか、ラーメン二郎の奥深きポテンシャルというべきか、もしくはその両方か。1987年に発売された人気漫画『ミスター味っ子』コミックス2巻に、人気ラーメン店『ラーメン二郎 三田本店』(東京都港区三田2-16-4)に言及する一文が書かれていることが判明した。
寺沢大介先生がラーメン二郎を解説
話題となっているのは、『ミスター味っ子』2巻に掲載されているエピソード「焦がしネギの風味」。そこには寺沢大介先生のコメントとして、ラーメン二郎を解説する一文が書かれている。
その一文を『ラーメン二郎 亀戸店』(東京都江東区亀戸4-35-17)の店主がX(旧Twitter)で取り上げ、多くの人たちが知ることになった。店主、凄まじいサーチ能力!
<寺沢大介先生のラーメン二郎解説>
「国電山手線・田町駅下車、「ラーメン二郎」の「ぶたダブル」は安さと言いボリュームと言い、「ラーメンの帝王」とでも言いたいような大かんろく。作者も学生時代よく通ったものです。普通のラーメンで5枚入り、この「ダブル」で10枚のチャーシューに、ただ感激」
ちなみにミスター味っ子2巻の第3話の表紙ではラーメン二郎が紹介されています🍜 https://t.co/t8d89L6fo5 pic.twitter.com/PwmxQu9jqz
— ラーメン二郎亀戸店 (@jiro_kame) June 24, 2024
陽一と一馬の出会いと最初のカレー勝負のエピソードは新書版単行本の2巻に収録されています。もう37年ほども前の本ですね。時の経つのは早いですね。久しぶりに見返しましたが勢いに任せたなんて荒れた絵なんでしょうね。お恥ずかしや。今回のリメイクではそこそこ綺麗に直してます。 pic.twitter.com/DAyt0Rl9op
— 寺沢大介 (@anagono_oishii) June 24, 2024
寺沢大介先生は慶應義塾大学卒だから!?
『ラーメン二郎 三田本店』は慶應義塾大学のすぐ近くにある。寺沢大介先生は慶應義塾大学卒なので、学生時代に『ラーメン二郎 三田本店』を知るきっかけなったのかもしれない。
希少な事実を教えてくれた寺沢大介先生とラーメン二郎店主に感謝
それにしても、JRがまだ国鉄だった時代に、すでに「ぶたダブル」という言葉が存在していたとは驚きだ。ラーメン二郎は日本のラーメン文化において欠かせない存在といえるかもしれない。このような希少な事実を教えてくれた寺沢大介先生と『ラーメン二郎 亀戸店』店主に感謝。