長かった冬が終わり、桜も咲き、ようやく春っぽくなってきた今日この頃。ポカポカと暖かい陽気の日に出かけるとほんのり汗ばむことも増えてきました。やっぱりいいよな~、春はいいよなあ~!
冷たい麺類がウマい季節
自宅で食べられる冷たい麺類といえば、やっぱりひやむぎとそうめん。どっちかっていうと夏の風物詩な気もするけど、冷たい喉越しの麺は汗ばんだ身体をクールダウンするのに最適! とりあえず、ひやむぎ食いてえよな、ひやむぎ!
北海道民「グリンめんを食べてみろ」
ところが、暖かい季節に食べたい麺類というと、北海道民は「グリンめん」を食うべきだと言うのです。えっ、なんだ「グリンめん」って!?
実は先日、北海道に行った際にあらかじめ「グリンめん」を調達しておいたのですが、確かに見た目はひやむぎやそうめんの仲間っぽい。たまに着色された麺も入っているひやむぎやそうめんも売ってたりしますが、「グリンめん」はぜーんぶ緑色!
しかも着色には緑藻類の一種で、健康食品としても知られる「クロレラ」も使っているそうで、ただ色だけがついている麺よりは身体にもよさそう!
色のついたひやむぎやそうめんが入っていると“当たり”を引いたような気分になれて嬉しいですが、全部色つきの「グリンめん」は全部当たりみたいなもの。こりゃあ縁起もいいじゃない。
グリンめんを茹でて食べてみた
というわけで早速「グリンめん」の調理スタート。大きめの鍋にお湯をたっぷり沸かし、約4分茹でたら冷水で水洗いしながら冷やします。ひやむぎやそうめんと手順は同じですな。
しっかり冷やしたらお皿に盛り付け、めんつゆと薬味を用意すればできあがり。おおっ、緑は緑でも薄緑というか、ヒスイ色というか、清涼感のある色なのがすこぶるいい感じ!
なるほどなるほど、これは確かに白いひやむぎやそうめんよりも魅力的かも……!
麺がのびてしまわないうちに、ササッとめんつゆに浸して食べてしまいましょう。
気になる味ですが……そんなにひやむぎと変わらないかも。笑 クロレラが入っているからといって味に大きな変化をもたらすわけではなく、きっとさわやかな色味を出すために使われているのでしょう。
でもシンプルに美味しい。ひやむぎやそうめんも商品によって麺の歯ごたえとか風味が全然違ったりしますが、もしこのグリンめんが白色で普通のひやむぎやそうめんと同じ土俵に上がったとしてもかなり美味しい部類に入りそう。
程よい太さの麺はプリッとした歯ごたえで、つるっと喉ごし抜群。めんつゆとの一体感もバッチリ。ウマい!
サイズが大きくないからお土産として買ってもかさばらないし、ぜひ機会があったらまた食べたいなあ。実にいいものでした!