「ChatGPTが言った通りにしただけなのに…」、OTTシリーズ『ステッカー』カンヌに出品

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● AIの罠にかかったインフルエンサーを主人公とするスリラードラマ、『ステッカー』
● K-コンテンツ制作会社MooAm、カンヌ国際シリーズフェスティバル(カンヌシリーズ)に参加
● 若者の力で成し遂げたMooAmの2度目のカンヌ挑戦記

「Talk GPT、フォロワーを増やす方法を教えて」 インフルエンサーになりたいフォロワー10万人の主人公が、自分のファンをターゲットに「狩り」をするサイコスリラードラマ、『ステッカー(Sticker)』(監督・脚本:玄海梨(Harry Hyun))がカンヌ国際シリーズフェスティバルで紹介される。

MooAm Productionは、2024年4月にフランスカンヌで開催される第7回カンヌ国際シリーズフェスティバル(カンヌシリーズ)に自社の新作『ステッカー(Sticker)』が「コリアコンテンツ」部門に参加すると23日明らかにした。昨年に次いで、MooAm Productionの2度目のカンヌフェスティバル進出となる。

『ステッカー(Sticker)』は、10万人のフォロワーを持つインフルエンサー「ヨンジ」がフォロワー100万人達成を目指して、人工知能「Talk GPT(仮)」の助言をもとに下した決定で予測不能な結果に直面するというストーリーのスリラー作品である。本作は、現代社会における欲望と覗き趣味を批判的に取り上げている。

韓国放送通信電波振興院(KCA)の支援で、OTTプラットフォームのための特化企画開発支援作として選ばれた『ステッカー(Sticker)』は2023年10月に、釜山国際映画祭と連携している国際OTTフェスティバルにて主要投資会社からの投資意向を確保した。

連携事業の一環として、科学技術情報通信部が主催し、韓国放送通信電波振興院(KCA)が主管するカンヌシリーズ連携番組・OTT海外流通参加支援に選ばれた本作は、4月7日から9日までカンヌで開催される第7回カンヌ国際シリーズフェスティバル(カンヌシリーズ)で紹介される。

このイベントでMooAmは世界中のOTTサービス、投資会社、バイヤー向けに『ステッカー(Sticker)』のコンテンツIPおよび海外進出戦略を発表する予定だ。

玄海梨(Harry Hyun)監督は、「『ステッカー』を長編映画からOTTシリーズに再構成することで、より多くのグローバル視聴者に出会える機会を得た」とし、「本作は、AIとGPT技術が人類にとって諸刃の剣となり得るかを探求するスリラー映画として、現代の重要な論点を取り上げている」と述べた。

現在、プリプロダクション段階の『ステッカー』は今年下半期にクランクインする予定だ。

一方、MooAm Productionは平均28歳の若手監督とPDで構成されたクリエイティブチームで、2022年から独自IPの開発とコンテンツ制作、マーケティングを一元化したシステムを運営している。特に、K-コンテンツ分野(映画、ウェブドラマ)で積極的に活動している。仮想通貨ルナの大暴落事件をモチーフにした自主映画『事業に失敗した男(DEATH BUSINESS)』は、国際映画祭に出品され、今年下半期の公開を目標にしている。

company : MooAm Production Co., Ltd.
contact(person) : June Park
Email : [email protected]
site : www.mooam.co.kr
country : South Korea

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