男の医療脱毛は痛いのか?しかもヒゲは特に痛いというが…やってみた!(2)

  by 古川 智規  Tags :  

以前に男の医療脱毛ということで、ゴリラクリニックで体験してからずいぶんと経過した。実はこの間に2回の施術を行っていた。1回目の施術後の感想や痛み等の記事は参考記事をご覧いただきたい。

※参考記事
男の医療脱毛は痛いのか?しかもヒゲは特に痛いというが…やってみた!(1)
https://rensai.jp/458079 [リンク]

さて、1回目、2回目とそれぞれの間隔を1か月以上取ったうえで3回目の施術を行った。レーザーを使用した医療脱毛、特に男性のひげを脱毛する場合はある程度の間隔で次の出てきたタイミングで施術をするのが最も効率が良いそうだ。

今回が取材での施術最終回(3回目)ということもあり、最初にレーザーを照射してくれた看護師が医師の指示の下で、記者が痛みに相当耐えられると判断したのか、最後の施術だったからなのか、とにかく強いパワーでレーザーを照射する予定であることが告知された。「耐えられなかったら言ってください」とのことだったが、恐怖でしかない。

ところで、2回目を終えて頬を触ってみても以前と大して変わっていないように感じた。しかしレーザーが反応する黒いひげはずいぶんと少なくなったのだろう。その証拠に触っても変わらないと感じたのに、鏡で見るとひげが生えているがわからないほどにしか見えないのだ。これは黒い目立つひげが減って、白いひげ、つまり白髪だけが残ったということを意味する。白髪は一見すると無精ひげとはわからない。

そもそも完全な永久脱毛はレーザーではできないことを医師に聞いて知っていたが、要はひげをそる回数が減ればいいのだ。その点では数日放っておいても目立つことはなかったのは確かだ。

あごの下の方はまだ我慢できた。だんだんともみあげ付近まで上がってくると完全に瞬間やけどしたような感覚と痛みがある。しかし看護師が残りの面積を見て「あと何回でこの部位は終わりです」と声をかけてくれるので、そこから減算しながら耐える。
最難関なのはやはり鼻の下だ。ここに照射するときだけは笑気ガスが吸えないので麻酔の効果が切れてしまう。ここで1回目で会得した「麻酔効く効く」方法を使用する。看護師に少し時間をもらい、思いっきり笑気ガスを吸って息を止め肺にためる。それを数回、連続で繰り返すと頭がぼやーっとしてくる。そして最後の一呼吸で息を止めて看護師にハンドサインでGOを出す。息を吐きだしてはいけないので声を出さずにハンドサインで伝える。
すると吸入器が外されて、一気に鼻の下の照射が進む。かなり痛い。しかし耐えなければ終わらないし、記事が書けない。という義務感の下で耐えきった。

終わると看護師が薬を塗ってくれるが、この時には完全に筋肉が弛緩してすべてが終わったような気になる。もう頬は焼けただれているだろうという感覚しかなかったが、鏡を借りてみてみると多少の赤みがある程度で神経だけが痛みを訴えていたにすぎないということが理解できる。
大げさと思うかもしれないが、男性はそもそも痛みに弱いのだ。もっとも、耐えられるパワーで回数を重ねれば、かなりのひげは消える。通常はそうやって脱毛していくものだが、記者の場合は医師の管理の下で許された極端に回数を少なくしたので、そこまで覚悟しなければならないほどのことはないだろう。

実際に3回の施術でひげをそる頻度は減った。剃刀でひげをそっても、あまり黒いひげは見えない。前述したとおり、白髪だけが残っている状態なので、こればかりはレーザーでは無理だ。それ以上は別の方法でやるしかないので、意識の高い男性は医師に相談していただきたい。
無精ひげは清潔感に欠ける第一ポイントなので髭剃りは厄介だがケアの回数が減るだけでも楽だ。そして物理的に剃刀を当てる頻度が減るので、肌の状態が良好に保たれるという副次的な効果があったことも付記しておく。
お悩みの方も、なんとなく面倒くさい方も、一度ゴリラクリニックの門をたたいてみてはいかがだろうか。予算と時間と目的にあった良い解決策を提案してくれることだろう。

※写真はすべて記者撮影

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