北海道の東の方に野付半島という場所があるんですけど、先日その半島にあるネイチャーセンターという施設内で昼食に「別海ジャンボホタテバーガー」というハンバーガーを食べました。
野付半島にはエゾシカがいっぱいいたり、海が凍っていたり、流氷があったり、冬の北海道のダイナミックな魅力を感じられるすっごく素敵な場所。でもさすがにごはんを食べられる場所はあまりありません。
ネイチャーセンターで昼食を食べることになったのは、ほかにご飯を食べる場所がなかったという理由でしかなかったんですけど、そこで食べた「別海ジャンボホタテバーガー」はなにやらすごいハンバーガーだったみたい。
北海道内のご当地グルメグランプリだけでなく、全国ご当地バーガーグランプリでも連続で優勝するなど、タイトルを総なめ。ハンバーガー界の山本由伸じゃないか。
店には海鮮丼とかシーフードカレーなんかもあったけど、こんなの食べてみるしかないじゃない。
自分で組み立てる体験式ハンバーガー
というわけで「別海ジャンボホタテバーガー」をセットでオーダー。注文したあとに気づいたけど、ハンバーガーは自分で組み立てる体験式になっているらしい。価格は単品980円で、セットだと牛乳、ポテト、ゼリーがついて1300円。
牛乳は300mlと500mlを選べるってことでもちろん500mlをチョイス。ジョッキで牛乳が出てきて笑っちゃった。野付半島、こんなところまでダイナミック。
続いて「別海ジャンボホタテバーガー」も運ばれてきました。直前に体験式だって頭に入れてたからいいけど、知らないままだったらオーダーミスかと思ってしまいそうな見た目。
そしてメインのジャンボホタテはどこだ……と思ったら、なにやら春巻の中に入っているらしい。ホタテのバター焼きあたりを挟むのかと思いきや、これまた意外。でもサイズは確かにジャンボ。
こちらをこれまたでっかいバンズで挟んでいきます。もちろん途中でソースを塗ったりしつつ。
これで「別海ジャンボホタテバーガー」のできあがり。豪快な見た目に反して、ソースを3種類塗るとか手順が結構チマチマしてた。よし、食べるぞ。
春巻の中にでっかいホタテが満員電車状態
ひとかじりしたあとの写真を載せちゃって恐縮ですが、これはちょっと紹介せざるを得ません。だってジャンボでジューシーなホタテが2階建て。春巻の中に満員電車のごとくギュウギュウ詰めになっているのです。これはすごい!
春巻のようなもので包まないとこのホタテのギュウギュウ感は表現できないでしょうから、春巻スタイルで大正解。しかもパリッとした食感も味を邪魔しないし、ふわっとしたバンズの中でアクセントになって楽しい。よく考えられてるし、すごくうまい!
そしてバンズもまたでっかいから、牛乳をグビグビ飲みたくなっちゃうのもまたいい。ホタテとも相性バッチリで、さすがに多かったかなと思いつつも一瞬で飲み干しちゃったよ。最高のセットだ。
別海町内の別の店舗でも販売している模様
偶然だったけど食べられて実によかった「別海ジャンボホタテバーガー」。別海町内のいくつかの飲食店でも販売しているようなので、もし機会があればぜひ。