あらゆる点において電子化が進むなか、最近は印鑑を使用するシーンが激減している。不動産などの契約時に印鑑を使用することはあるが、皆さんは最近、印鑑を使用しているだろうか。
電子化の影響なのか「時代には勝てませんでした」
印鑑とケースの製造を専門にしているという印鑑会社・山印社が倒産をX(旧Twitter)で報告し、大きな注目を集めている。やはり電子化の影響なのか「時代には勝てませんでした」とコメントしている。
<山印社のXツイート>
「皆様にご報告がございます。2023年12月20日をもちまして、弊社山印社は倒産いたしました。ご報告が遅くなってしまい大変申し訳ございません。皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。今まで応援していただき本当にありがとうございました。時代には勝てませんでした。また原点から頑張ります」
皆様にご報告がございます。
2023年12月20日をもちまして、弊社山印社は倒産いたしました。
ご報告が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今まで応援していただき本当にありがとうございました。
時代には勝てませんでした。また原点から頑張ります。— 山印社 (@yumeichiba55) January 21, 2024
そもそも印鑑を持っていないという若者もいる
インターネット上でも使用できる電子印鑑なるものも出てきているが、物理的な印鑑を使用するシーンはどんどん減り続けており、そもそも印鑑を持っていないという若者もいるようである。
山印社「また原点から頑張ります」
山印社の倒産は悲しい展開かもしれないが、山印社のツイートに対して多くの人たちが励ましと応援の声を寄せている。「また原点から頑張ります」という山印社のコメントに期待したいところだ。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より