【令和6年能登半島地震】ジャーナリストは被災地に行ってよいのか? 世間の考えを調査した結果

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、発生から1週間が経過した今現在も多くの人が被害を受け続けており、いまだに救出されていない人がいるなど、深刻な状況となっている。

緊急車両がスムーズに被災地に移動できない事態

もともと道が少ないうえ、しかも山道ばかりの能登地方。地震により道路が破損したり、土砂崩れが発生したり、地割れなどの影響で、通行止めになっている部分もある。そこに多くの一般人がクルマで移動を開始したため、渋滞が発生。緊急車両がスムーズに被災地に移動できない事態となった。

石川県と北陸地方整備局が公式に「石川県能登地方への出控えに関するお願い」を公開。自主的なボランティア(支援物資を届けたい人)を含む一般人の能登地方へのクルマでの移動を控えるよう、お願いをしている。

<石川県と北陸地方整備局による公開文>

「石川県能登地方において最大震度7の地震が発生し、被災箇所の復旧に全力で取り組んでいます。被災地にお住まいの親族・知人等の安否を確認したい、個人で支援物資を届けたいというお気持ち理解致します。しかし、現地では余震も続いており、多くの車両が人命救助・復旧作業を行っています。通行可能な一部の路線では、被災によって道路幅が狭いなど原因で渋滞も発生するなど、円滑な物資の輸送にも支障となっています。また、一般の車両が混在することにより、人命救助や復旧作業に支障が生じることから、一般車両の能登地方への移動は控えて頂くようご理解とご協力をお願い致します」

ジャーナリストがネット上で猛烈にバッシング

そんななか、複数のジャーナリストが地震発生直後から能登地方にクルマで乗り込み、インターネット上で猛烈にバッシングを受けている。緊急車両の邪魔になるだけでなく、破損した道路で事故に遭うと多大な迷惑をかけるからだ。被災地で被災者のため用意された食料や水をジャーナリストが消費することも懸念されている。この時期にジャーナリストが能登地方に出向く行為に対し、渋滞の懸念、事故の危険、食料品の消費、そのほかいろいろな問題があると指摘されている。

ジャーナリストは能登地方に行ってもよいか?

そこで今回、世間の意識調査をインターネット上で実施。ジャーナリストは能登地方に行ってもよいか、それとも行くべきではないか、アンケートで世間の考えを集めてみた。アンケート内容が重なる部分もあるが、複数の視点から調査をしてみた。

<ジャーナリストは能登地方に行ってよいのか?>

<渋滞していなければジャーナリストは能登地方に行ってよいのか?>

<どのような条件下であればジャーナリストが能登地方に行ってよいのか?>

被災者の負担になることを避けたい

多くの人たちが「ジャーナリストは能登地方に行くべきではない」と考えていることがわかる。また、多くの人が「どのような理由があろうと行くべきではない」という結果に。

緊急車両の邪魔になるだけでなく、そもそも地震発生後の能登地方に行き、事故に遭ったり、被災者の負担になることを避けたいと考えている人が多いように感じられる。ジャーナリストの能登地方への移動、皆さんはどうお考えだろうか。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『ぱくたそ』より

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