地域住民に愛されているだけでなく、インターネット通販なども含めて全国規模で展開している製麺所『丸山製麺』(東京都大田区上池台5-20-13)。その丸山製麺が、突如としてX(旧Twitter)であげた「助けてください!!」「蕎麦とうどんをいくらでも差し上げます!」という悲鳴。
蕎麦とうどんをいくらでも差し上げます!
丸山製麺によると、2023年12月30日に直売所にて年越しそばや中華麺などを販売していたそうだ。そんななか、蕎麦とうどんが大量に余ってしまう事態に。公式Xにて「本社前の直売所にて商品をお買い上げの方には、蕎麦とうどんをいくらでも差し上げます!」と助けを求め、多くの人たちが注目した。
<丸山製麺のXツイート>
「助けてください!!!!!! そばとうどんがメチャクチャ残ってます!!!! これらは冷凍できないので数日後には廃棄しないといけません… 本社前の直売所にて商品をお買い上げの方には、この蕎麦とうどんをいくらでも差し上げます! 本当にいくらでも差し上げます!! 助けてください!!!」
【年末直売所明日です‼️】
日時:12月30日
販売時間:10時から無くなり次第終了
9時半から整理券配布いたします!
年越しそば、中華麺、その日に製造したものや訳あり商品、限定品(今日作ってます❤️🔥)もあるのでぜひきてくださいね😆 pic.twitter.com/eZAoAuZ61Y— 丸山製麺 |🍜大田区の老舗製麺屋🍜 (@maruyamaseimen) December 29, 2023
【助けてください!!!!!!】
そばとうどんがメチャクチャ残ってます!!!!
これらは冷凍できないので数日後には廃棄しないといけません…
本社前の直売所にて商品をお買い上げの方には、この蕎麦とうどんをいくらでも差し上げます!
本当にいくらでも差し上げます!!
助けてください!!! pic.twitter.com/XvDDZgOPcn
— 丸山製麺 |🍜大田区の老舗製麺屋🍜 (@maruyamaseimen) December 30, 2023
蕎麦とうどんを訪れた客にあげる
大量に余っている蕎麦とうどん。冷凍保存できるタイプではないらしく、このまま余ってしまった場合、数日後には廃棄しなくてはならないという。それはとてももったいない。丸山製麺は採算度外視で、蕎麦とうどんを訪れた客にあげることにしたようだ。実質無料である。
皆様の拡散力とあたたかさに感動しております
その後、インターネット上の拡散効果や地域住民の助けもあり、すべての麺類が完売したようである。丸山製麺の公式Xは「直売所で販売している全ての在庫も完売いたしました!!」「皆様の拡散力とあたたかさに感動しております」と喜びの声をツイートしている。
<丸山製麺のXツイート>
「【速報】うどん完売!!!!!! うどん完売です!!!!!!! また、直売所で販売している全ての在庫も完売いたしました!!!!!!! 皆様の拡散力とあたたかさに感動しております お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました!!!!!!!!!」
「ただいま撤収しました 今更な話ですが 在庫が大量発生してしまうのは 年末ギリギリまで注文数が確定してない状況に備えなければいけないなど 大人の都合が多々あった故のある意味避けられないことだったのです… そんなフードロスを回避できたのは皆様のお蔭です! 本当にありがとうございました!」
【速報】うどん完売!!!!!!うどん完売です!!!!!!!
また、直売所で販売している全ての在庫も完売いたしました!!!!!!!
皆様の拡散力とあたたかさに感動しております😭
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました!!!!!!!!! pic.twitter.com/j8X4BujoHO
— 丸山製麺 |🍜大田区の老舗製麺屋🍜 (@maruyamaseimen) December 30, 2023
ただいま撤収しました🙌
今更な話ですが
在庫が大量発生してしまうのは
年末ギリギリまで注文数が確定してない状況に備えなければいけないなど
大人の都合が多々あった故のある意味避けられないことだったのです…そんなフードロスを回避できたのは皆様のお蔭です!本当にありがとうございました! pic.twitter.com/0Zhnt8vOMi
— 丸山製麺 |🍜大田区の老舗製麺屋🍜 (@maruyamaseimen) December 30, 2023
2000食以上あったが完売!
当編集部の記者も実際に丸山製麺の直売所にダッシュしたが、すでに完売していた。スタッフにお話を伺ったところ、この日は販売した分と配布した分を含め、2000食以上すべての麺がお客さんの手に渡ったという。人気ありすぎ!
JR駅からけっこう離れている場所なので、買いに行く人は少ないかも? と思っていたが、丸山製麺の人気は駅からの距離なんて関係なかったようだ。
年末ギリギリまで注文数が確定してない状況
どうして麺が余り過ぎていたの? と疑問に思う人もいるかもしれないが、丸山製麺は「年末ギリギリまで注文数が確定してない状況に備えなければいけない」と語る。年末は需要と供給の判断がとても難しいようだ。
試しに食べてみては
今回の丸山製麺の大盤振る舞いにより、丸山製麺の名を知らなかった人にも名が届いたのではないだろうか。今回、丸山製麺の麺をゲットできなかった人は、2024年、試しに食べてみてはいかがだろうか。インターネット通販も好評のようである。
※記事画像の一部は丸山製麺の公式Xツイートより