真空ステンレスポットをでっかいマグとして使ってしまおう!マグはスープにも最適?

  by 古川 智規  Tags :  

世の中に真空ステンレスの保温・保冷機能があるポットやマグは数多くある。記者が愛用しているピーコック魔法瓶のマグは氷がなかなか溶けないので、気温が高かった秋までは重宝した。しかし冬は冬で保温機能が役に立つ。結局年中使うわけだが、同社のオシャレなポットとマグをちょっと違う使い方をしてみたので紹介しよう。

写真左のリビングポットは容量1リットルで、ポットなので注ぐための栓が付いている。写真右のステンレスマグは容量280miのおそろいのデザインでセットで使えばインテリアにマッチする。どちらも真空ステンレス製の二重構造なので、保温力は抜群だ。

マグはそのまま飲む形状なので当然だが、ポットも口が広くスーパーやコンビニで売られているロックアイスもラクラク入る。1kg程度の氷であれば、この2つで完全消費ができ、公称の時間以上は溶けずに持つ。

ポットにお茶を満タンして、マグに注ぐ。どちらも保冷できるので、冷たい状態で長時間キープできる。暖房で乾燥した室内で冷たい飲み物もいいものだ。もちろん、熱いお茶でもOKだ。
さて、こうして眺めているとポット自体がマグというかジョッキに見えてこないだろうか。そうなのだ。このまま1リットル入りの冷たい飲み物入りのジョッキとして使えてしまうのだ。暑い飲み物の場合は大量の飲料が流れてきて危険だが、冷たい飲み物はポットをジョッキとして使用している。これが本品の面白いところだ。ジョッキで使う際にもちゃんとフタを閉めておけば保冷できるので、飲み物を継ぎ足したり入れなおす必要はない。

そうするとマグの出番がなくなってしまいそうだが、そんなんことはない。ホットドリンクで活躍するほか、実は容量が指定されているスープやみそ汁等を作るのに適しているのだ。

マグの中をよく見てみると、目盛りが切られている。約50mlごとに200mlまではマグだけで計れるので、スープの粉末を入れて指定量のお湯をポットから注げばよい。

混ぜる際にも、そもそも液温が外側に伝わらない真空マグなので、しっかりとマグを持って混ぜても暑くない。

さらにマグにはフタがついていて、このフタは樹脂製なので保温効果はさほどないが、スプーンを差しておける切込みが付いているので、具のあるスープには最適なのだ。
デザインは現代的だし、そろいの統一感のあるポットとマグで、冬の受験シーズンや長時間のテレワークに一息いれてみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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