芸能人や有名人などの写真や動画が勝手にインターネット広告に使用される被害が増えている。実際に有名人の広告をクリックしてみたところ「まったく関係ないサイトに飛ばされた」という体験をしたことがある人は少なくないはずだ。
インスタグラムに問い合わせてもスルーされてしまう
複数の有名人が勝手に広告に使われたことに対し、不快感をあらわにしている。インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんの画像も勝手に広告に使われているらしいが、その広告が掲載されていたインスタグラムに問い合わせても、スルーされてしまうようだ。
Xユーザーのひとりは、ひろゆきさんの画像が勝手にインスタグラム広告に使われていることを知り、インスタグラムに報告。しかしインスタグラムからは「この広告は削除されませんでした」という返答があったようだ。……えっ!? そんな対応でいいの!?
<ひろゆきさんのXツイート>
「勝手においらの写真を使った広告の削除申請が、Instagramの審査チームの審査の結果、削除されなかった模様。Instagramの審査チームは、頭の病気なのかな?」
勝手においらの写真を使った広告の削除申請が、Instagramの審査チームの審査の結果、削除されなかった模様。
Instagramの審査チームは、頭の病気なのかな? https://t.co/vjWIWVKYFH— ひろゆき (@hirox246) December 20, 2023
まさに違反し放題
明らかに勝手に使われている有名人たちの画像。消されるまで、彼らの肖像権は侵害され続け、消費されている状態となる。ひろゆきさんの場合はインスタグラムが「消さない」と判断したわけで、まさに違反し放題。
対応システムを簡略化・省略化しているのでは
インスタグラムは、あまりにも苦情や要望などの問い合わせが多いため、対応システムを簡略化・省略化しているものと考えられる。そこに人の判断がほぼ介在しないため、ユーザーからは「適当すぎる」と思われてしまう。現に適当なのだろう。