エネルギー資源の少ない日本。捨てられる排熱を資源として有効利用しようとするシステムがある。
これには「コージェネレーション(コージェネ)」が思い浮かぶ。これは、内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高める、エネルギー供給システムのひとつ。「コージェネ」で実用化されているものに、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」がある。
しかし、排熱の利用法にはいろいろな方法ある。そのひとつが「排熱発電(熱電発電)」だ。排熱と周囲との温度差を利用して発電する方法だ。これには、 2つの方法がある。
一つの発電方法は、 温度差でタービン (発. 電機) を機械的に回転させ発電するスターリ ン・グエンジン発電がある。 もう一つの発電方法. は半導体の「ゼーベック効果」を利用したゼーベック温度差発電がある。
今回、低温の排熱を使える新技術「熱発電チューブ」の検証実験が、京都市のごみ焼却施設で始まった。ごみの焼却時に発生する低温の排熱から電気を作り出せる新しい技術で、パナソニックが開発した。これまで廃棄されてきた熱を有効利用することができる、まさに再生可能エネルギーである。
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参考HP Wikipedia:熱電発電 熱電変換素子 排熱発電 先端技術大賞:熱発電チューブの開発