今、喫煙所につぐ新たな『休憩スポット』として『シャボステーション』なる場所が話題になっているらしい。一体どのような場所なのだろうか。その実態を調査するべく早速『シャボステーション』があるという六本木に向かった!
●実験レストラン『六本木農園』とは?
地下鉄六本木駅から歩いて数分。六本木通り沿いから少し奥へ進むとなにやらレストランのような建物を発見。ここに『シャボステーション』が存在するという。
レストランの横には小さな農園が広がるテラス。そこには灰皿が設置されており、どうやらレストランの喫煙所のようだが…。
よくよく見ると灰皿の横にはあの懐かしのシャボン玉を膨らますストローが設置してあるではないか!しかも灰皿の中にはタバコの吸殻ではなくシャボン液が入っている!どうやら普通の喫煙所ではないらしい。調査をしているとレストランから店員さんが出てきたので、この場所について尋ねてみた。
このレストランの名前は『六本木農園』大都会六本木のど真ん中で農業を行いつつレストランを経営しているという『農業実験レストラン』なのだそうだ。レストランのテラスで野菜を育てながら、新たな試みとして3ヶ月前ほどからこの『シャボステーション』を設置したそうだ。
テラスでは小規模ながら農園が広がっており、いつでも自由に出入りが可能となっている。
●まるで喫煙所でのタバコ休憩。シャボン玉で一服。
「どうぞ一服していってください」
店員さんからひと通り説明を受け、そう言われた筆者は早速タバコ休憩ならぬシャボン玉休憩を行うことに。
そう。シャボステーションとはタバコをシャボン玉作りのストローに持ち替えることによって、あの喫煙所と同じスタイルを目指そうという新感覚の休憩スポット。いい年をした大人がタバコの代わりにストローを加えてシャボン玉を作る姿はなんともアホっぽい光景だが、シャボン玉作りを行っているうちに童心にかえった筆者は心の中で癒しを感じるのだった。
タバコミュニケーションという言葉が生まれるほど喫煙所では独特の空気の中で人と人との繋がりが発展することがある。タバコの存在を煙たがっていながらもタバコミュニケーションに関しては羨ましく思う人は多いのではないだろうか?
この『シャボステーション』ならば喫煙者でなくとも念願のタバコミュニケーションをとることができる!……のかどうかは謎だが、タバコを吸う人もそうでない人も是非この『六本木農園』に立ち寄って『シャボニケーション』をとってみてはどうだろうか。近い将来広まっていけばタバコのかわりにシャボン玉を作る『マイストロー』を持ち歩く人が出てくるかもしれない。
参照URL
六本木農園
http://roppongi-nouen.jp/
シャボステーション
http://shabons-with.me/blog/shabons/s-station.html