低温調理の料理、飲食店だけでなく個人でも多くの人たちが調理工程に取り入れています。低温調理器具もAmazonや楽天市場で手軽に買えるため、「試してみたい」という人もいるのではないでしょうか。
内閣府の食品安全委員会が注意喚起
しかし、事実として、誤った低温調理が食中毒の原因になりうると指摘されています。
内閣府の食品安全委員会は、低温調理に関する食品安全情報マップにて「鶏刺しや鶏たたき、加熱不足の焼鳥などにより近年、多くの食中毒が発生しています」「牛肉の場合はO157食中毒に注意」と注意喚起しています。
低温調理に関してTwitterで注意喚起
ラーメン屋さんとして絶大な支持を得ている『博多ラーメン でぶちゃん 高田馬場本店』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)の甲斐康太さんは、自身をレアチャーシュー警察と呼び、低温調理に関してTwitterで注意喚起しています。
<博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太さんのTwitterコメント>
「低温調理は調理完了したらすぐに冷やせ。危険温度帯(デンジャーゾーン)の50〜20℃は微生物の繁殖スピードが一気に加速します。レアチャーシュー警察より」
低温調理は調理完了したらすぐに冷やせ。
危険温度帯(デンジャーゾーン)の50〜20℃は微生物の繁殖スピードが一気に加速します。レアチャーシュー警察より。 pic.twitter.com/ce7Ky0nPvk
— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) June 25, 2023
飲食店でも「大丈夫なのかな?」と思ってしまう低温調理
さまざまな人のインターネット上の書き込みを調べてみると、飲食店でも「大丈夫なのかな?」「当たらないかな?」と思ってしまう低温調理の肉が出てくる場合があるといいます。
低温調理はおいしさを引き出す調理法かもしれませんが、たとえ飲食店の料理でも、注意が必要なのは事実といえるかもしれません。皆さんも低温調理で食品を扱う際は注意しましょう。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より