おにぎり屋『ぼんご』の弟子店『ぼんこ』に大行列 / 新宿の新名所に

新宿には行列ができる「名所」ともいえる店が複数ある。たとえば『ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店』(東京都新宿区歌舞伎町2-37-5)は連日連夜、おいしいラーメンを求めて行列ができている。

オープン初日から大行列『ぼんこ』

もしかすると、この店も新宿の新名所と言えるかもしれない。おにぎり屋『ぼんこ』(東京都新宿区新宿三丁目14-23)だ。伝説のおにぎり屋『ぼんご』(東京都豊島区北大塚2-27-5)で修業した、弟子ともいえる人物がニューオープンさせた店で、オープン初日から大行列となっている。

おにぎりはゆっくり食べる人が多い?

実際に筆者が『ぼんこ』に行ってみたところ、約20名のお客さんが並んでいた。ラーメンの場合「サッと食べてサッと帰る客」が多いため、数十人並んでいても長時間並ばずに済むケースもあるが、おにぎりはゆっくり食べる人が多いのか、行列が進むスピードはスムーズとは言い難かった。

本家『ぼんご』も大人気

ニューオープンした『ぼんこ』の人気はこれからも続きそうだが、本家『ぼんご』も大人気であり、毎日、大行列ができている。筆者も『ぼんご』には何度か行ったことがあるが、寒さに負けず、暑さに負けず、時間を費やしてようやく入れた『ぼんご』のおにぎりはおいしかった。

どの具材も絶品でオススメ

おにぎりとしてはかなり大きなサイズで食べ応えがあり、筆者は味噌汁と一緒に食べるのがデフォルト。どの具材も絶品でオススメだが、とりあえず「具なし白(のり無し)」と「味噌にぎり」は欠かせないし、皆さんにも食べてほしい。『ぼんご』の米がどれだけ美味しいか理解できる逸品だ。

ハフムシャッとおにぎりを食べ、すぐに味噌汁を飲む。すると旨味と甘味を放ちながら米粒がパラパラと広がる。「おにぎりからの味噌汁」のフローがたまらなく甘美な時間なのだ。

おにぎりのおいしさを思い出させてくれる『ぼんご』

一度でも『ぼんご』に行くと、おにぎりのおいしさを再確認させてくれる。再確認というより、「思い出させてくれる」と言ったほうが正しいだろうか。行列が長すぎてなかなか行けなくなった『ぼんご』だが、あまりにもおにぎりが食べたくなり、自分でご飯を炊き、自分でおにぎりを握りたくなるのだ。

自分で握るという選択肢もアリ

意外と、自分で握ったおにぎりもおいしい。『ぼんご』や『ぼんこ』の行列に並ぶのはツライ。そういう人は、自分で握るという選択肢もアリだろう。

もちろん、それは『ぼんご』や『ぼんこ』とは違う味だろうが、それでもおにぎりという料理はおいしいのだから。



※記事のおにぎり画像は『ぼんご』で撮影したものです

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