集団食中毒問題をきっかけとした規制強化のあおりで、焼肉店からほぼ姿を消してしまったユッケ。
だがそのユッケに今、復活の兆しが見え始めているというのをご存知だろうか。
全国焼肉協会制定のマニュアルに基づいた、「客が自分で混ぜる」ユッケ
きっかけは昨年11月に、全国の焼肉店で構成されている「全国焼肉協会」が、パック方式なら安全性の確保が可能であると、店での加工の必要のないパック方式のユッケに関しての提供マニュアルを策定したこと。
これに基づき、複数の食品メーカー商品化を行ったことで需要が急拡大の様相を呈してきており、規制強化前に比べると割高ではあるものの、週末には1日10食以上を提供している焼肉店も現れる勢いだという。
目下の課題は価格面であるが、全国焼肉協会では技術提案で安くしていけるとしており、規制強化前のようにユッケが食べられるようになる日は、そう遠くないのかもしれない。
(画像は足成より http://www.ashinari.com/2009/02/16-013973.php)