『炭火焼肉ホルモン うしごろ』が中目黒にオープン!これがホルモンなのか?うなってしまった試食レポート

  by 古川 智規  Tags :  

サングは国産黒毛和牛を扱い続けた経験を活かした新ブランドのホルモン専門店『炭火焼肉ホルモン うしごろ』を2022年11月24日に中目黒でオープンさせた。
開店前に報道関係者向けに行われたメニュー発表と試食会を取材したのでレポートする。

同店は国産牛ホルモンの中でも優れた品質のものにこだわり、経験と目利き、熟練の包丁さばきと備長炭の燻煙で仕上げる極みのホルモンや手間を惜しまず丁寧に仕上げた刺し、前菜の数々がウリだ。

写真は試食用のものなので、メニューとして出されるのはもっと多いことはご了承いただきたいが、生の状態で見てもホルモンとは思えない新鮮さだ。ちなみに写真のものは低温調理された「刺し」なのでこのまま食べる。
ホルモンを生で食べる機会は多くはないが、これは美味い。ついついビールをがぶ飲みしてしまったことは言うまでもない。

写真は通常提供される分量のメニューの一部。面白いのは韓国の辛ラーメン(メニュー名は<本気のホルモン辛ラーメン>)がメニューにあることだ。韓国では食堂で気軽に袋ラーメンの辛ラーメンが提供されているが、多少の具材を入れて提供されることがほとんどだ。同店でも同様に具材を入れて調理し、鍋のまま提供される。レトロチックな鍋がまたいい感じだ。

「名物!ホルモン盛り合わせ」は7種類の人気の部位を盛り合わせにしたもの。まずはこれとドリンクを注文してから、ゆっくりとメニューに目を通すと途切れずに好きなものを食べることができるだろう。味付けも3種類あるが、記者の舌では味噌味が何とも言えない味わいで、噛めば噛むほど美味しさを堪能できた。

どのメニューにも言えることだが、見るからに新鮮なので通常の焼き肉と同様に安心して食べることができる。ブランド牛の肉は高いのはもちろんだが、そのホルモンも実は肉ほどではないにしても高いし産地でしか流通していないことが普通だ。それを東京で気軽に食べることができるのは魅力だ。

若いころは赤身や脂身の多い焼肉をたらふく食べて満足していたが、年齢を重ねるとあっさりとしたホルモンを食べる割合が多くなってくる。それでも肉は食べたいという記者を含めた微妙な年齢層にもおススメだ。それはホルモンと思わせない質と下味やタレの出来栄えなのだろう。

炭火で焼くので時間はかからない。新鮮なのでサッと焼いて食べるとよい。煙はかなり出るが、それもホルモンの風物詩だ。ちなみに換気設備がものすごいので、店内で一斉にホルモンを焼いても店内が煙たくなることはなかった。
この煙でホルモンをいぶすので、味付けの一環と考えて楽しもう。

焼いたホルモンをごはんの上にのせれば、「ホルモン丼」の出来上がり。ごはんが何杯でも食べることができそうだ。

多くの芸能人からの開店祝いも届いており、オープンからいきなり盛り上がりそうな雰囲気だ。中目黒駅から徒歩5分もかからないので、通る機会があれば一度味わってみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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