九州と北海道の「うまいもの」が融合してすごいのが出来た!記者勝手コラボの「鴨肉シーフードちゃんぽん」

  by 古川 智規  Tags :  

秋の旅行シーズンだ。とはいえ、せっかくの全国旅行支援でも予算が尽きてしまったり、便乗値上げのうわさが絶えない等、時間が取れない世代にとってはなかなか厳しい旅行シーズンである。
それでは地方の美味しいものを手軽に取り寄せて食べようという秋の味覚企画だ。
今回は、九州と北海道の「うまいもの」を記者が勝手にコラボさせたら、とてつもなく美味かったので紹介したい。

まず1品目は、福岡県の柳川冷凍食品が販売する【魚屋が】 鯛だし海鮮ちゃんぽんだ。ちゃんぽんと言えば長崎が有名だが、九州全域でポピュラーな食べ物だ。エビ、イカ、アサリの3 種類のシーフードを贅沢に入れ、国産のキャベツと紅白蒲鉾、キヌサヤを混ぜ合わせた。麺はブレンドした小麦粉を使用し、ソフトな食感の中にもコシが感じられるとのこと。

続いての2品目は、北海道のアスクゲートが販売する、北海道岩見沢産「フランス鴨ロース(焼肉用)200g」だ。合鴨ではなく正真正銘本物の鴨だ。「フランス鴨」は日本でよく見る真鴨や合鴨とは違い、フランスでは高級食材とされている鴨であり、日本での生産は数えるほどで北海道では同社だけがフランス鴨を生産している。また独特の臭みが全くなく、栄養豊富なのも特徴だ。

【魚屋が】 鯛だし海鮮ちゃんぽん

調理方法は簡単で、熱湯に冷凍された本品の中身を全部入れて煮込むだけ。決して湯煎するわけではなく、冷凍された濃縮スープも入っているので、あくまでも中身を取り出して熱湯で煮込むという手順だ。

シーフードたっぷりの具材にスープは、長崎ちゃんぽんとは一線を画す。スープは透明で海産物のうま味が詰まっているが淡白でどちらかというとスープというよりも出汁という感じだ。

北海道岩見沢産「フランス鴨ロース(焼肉用)200g」

北海道岩見沢産「フランス鴨ロース(焼肉用)200g」は、いろいろな調理に使えるが素材の味を生かすには塩と少量の香辛料だけでよい。そこで自然解凍させた鴨肉に塩コショウと若干の香辛料をまぶしてなじませ、焼いただけのものがこれだ。味は鍋でおなじみの合鴨とは全く違い、一般的な鶏肉のような淡白さでもない。焼いて食べると豚肉に近い味がする。そして本当に臭みがない。全くしないのだ。このことから焼肉は言うに及ばず、どんな調理法でも合うはずだ。

焼肉のたれは使用していないので、焼いた後に残った肉汁とスパイスから出たスープは臭みがなく鴨肉のエキスたっぷりのはずだ。これと前述のちゃんぽんを合わせることにした。

記者の勝手コラボ「鴨肉とシーフードちゃんぽん」

先に鴨肉を自然解凍しておく。ちゃんぽんはまだ凍らせたままでよい。

鴨肉に下味をつけたらそのまま軽く焼く。ちゃんぽんで煮込むので念入りに焼く必要はない。肉汁が出てくればその程度でOKだ。それを肉汁ごと鍋に入れて規定量の水を入れ、沸騰したら冷凍ちゃんぽんを投入し4分煮込む。以上だ。

臭みのない鴨肉のエキスとシーフードの出汁が出ているちゃんぽんに焼いた鴨肉が合わさり、違和感のない鴨肉とシーフードのちゃんぽんが出来上がった。とても美味しくボリュームのあるちゃんぽんに仕上がった。
九州と北海道の産物が融合した瞬間だ。
こうした地方の食材を簡単調理で足していくことで、新たな発見も美味しさの追求もできるので、ぜひとも試していただきたい。今回紹介した食材はいずれもECサイトで手に入るので、全国でお試し可能だ。

※写真はすべて記者撮影評価

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