「空腹は、長寿遺伝子を活性化して長寿になる!」「空腹は記憶力を向上する!」という空腹の長寿健康・能力向上効果はよく聞く話だ。
長寿遺伝子のほうは、サーチュインと呼ばれ、空腹になると活性化する。カロリー制限すれば、誰でも7週間ほどで長寿遺伝子サーチュインが働くことも実験で確かめられている。
また「カロリー制限」以外でもで「ポリフェノール」を摂ったり、適度な運動をすることで長寿遺伝子が活性化することも発表されている。血液中のDHEAという若返りホルモン値が非常に高くなり、脳も活性化されているということがわかった。
だが意外なことに、空腹と記憶力の関係は、これまで科学的に立証されたことがなかったという。
今回、ショウジョウバエを空腹にさせると、物事を長期間覚えておく「長期記憶」が向上することを、平野恭敬東京都医学総合研究所主任研究員らのチームが突き止めた。25日付の米科学誌サイエンスで発表する。
研究チームによると、空腹と記憶力に関連があることを実験で確認したのは世界で初めて。平野研究員は「ヒトの記憶はより複雑で注意が必要だが、似た仕組みがあるかもしれない」と指摘。記憶力を向上させる薬の開発につながる可能性もあるという。
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参考HP マイナビニュース:空腹状態が記憶力を向上させてる、仕組み解明 アイラブサイエンス:長寿遺伝子を活性化する食事・運動