青山剛室蘭市長(@t_aoyama)のツイートを巡って、市議会が2022年4月18日に全5会派による会長会議を開き、Twitterの使い方を改めるよう申し入れることを決めたという報道に、ネットで違和感を示す反応が多数集まっています。
問題視されているのは、青山市長の2022年3月28日のツイート。
【人間として最低】
公の場で何度も言われた言葉
乱暴な表現で流石に心が傷つく
使ってもいい言葉なのだろうか
何だかなあ— 青山たけし@室蘭市長 (@t_aoyama) March 28, 2022
【人間として最低】
公の場で何度も言われた言葉
乱暴な表現で流石に心が傷つく
使ってもいい言葉なのだろうか
何だかなあ
北海道新聞によると、「人間として最低」との発言は2022年3月28日に閉会した第1回定例市議会で羽立秀光市議が複数回行い、会長会議では答弁全体を通して聞けば問題のある発言とはいえないと全会派が確認したとして、問題視しない考えで一致。一方で、青山市長のツイートについては、「定例会の開会中に(定例会の中で)対処できたことを閉会後に交流サイト(SNS)で公開するのは間違っている」「(市議による)答弁の一部を切り取った発信は市民の誤解を招きかねない」という意見が挙がり、Twitterの使い方を改めるよう文書を手渡すことにしたといいます。
青山市長は2011年に初当選して3期目で現在44歳。Twitterアカウントのフォロワーは約10600人で、該当ツイートは「いいね」が300程度。Twitterでは室蘭市関連の情報や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン関連情報などを発信している中で、該当ツイートは「素」の感情が見える内容、もっと言えば「ぼやき」のように見えます。
一方の羽立氏は83歳で、現在の市議会では最多の当選回数11回。2020年に全国市議会議長会で表彰された経歴もあるベテラン市議です。
ネットでは、「人間として最低」という言葉に対して「政論に関係ない人格批判では?」「公の場で言う方がおかしい」といった声が上がっており、市議会側の対応について「わけがわからない」「理解に苦しむ」「自分たちもTwitter使えばいいじゃん」という反応が寄せられていました。
※参考 室蘭市長に「ツイッターの使い方改めて」 市議会が申し入れへ(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/671107 [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/t_aoyama/status/1508555360533356546 [リンク]