「こういうのでいいんだよ」「お互い引けないのが良い」 お見舞いに来た幼馴染に記憶喪失のフリをするマンガがニヤニヤ展開

『ComicWalker』(KADOKAWA)で『叡智なビデオは好きですか?』(原作・後藤羽矢子さん)の作画を担当している玖珂ツニヤさん(@kugatu28)が、Twitterにマンガ『口うるさい幼馴染がお見舞いに来たので記憶喪失のふりをしたら…』を公開。ド直球なツンデレ女子ぶりに「欲望に忠実なの好き」「ニヤニヤしてしまう」といった反応が続出しています。

自転車でコケて骨折。入院することになり、病室にやってきた幼馴染のカナデ。「コウスケ、お見舞いに来てやったわよ。感謝なさい」とツンな感じ。口うるさい幼馴染に対して「馬鹿にでもしに来たのだろう」と思うコウスケは……。

馬鹿にされる前にからかおうと、「ど…どなたですか?」と記憶喪失のフリをするコウスケ。「どなたですかって私よ私!カナデ!なに?記憶喪失ごっこ?なら馬鹿なことやめ…」「いや…本当に…」「え…?本当に私のこと覚えてない…?」と動揺するカナデ。

「えっと…コウスケが覚えてないなら仕方ないから教えてあげる。私は釘井カナデ。あんたの彼女よ!ったく忘れてんじゃないわよ馬鹿」と言い出すカナデ。思わず「え…?」となったコウスケですが、どこまで記憶を失ったことにするのでしょうか……?

幼馴染という存在について、「登場人物に接点を作る便利で魅力的な設定だと思います」と話す玖珂さんによると、「記憶喪失の話は以前から考えていて、いくつかの案のひとつが幼馴染と記憶喪失(ウソ)をかけ合わせたものでした」といい、コウスケとカナデが生まれたきっかけだったとのこと。カナデが八重歯で口数多そうなところが魅力で、からかうと絵に描いたような反応を見せてくれそうなところも読者のツボにハマった印象です。

わかりやすいツンデレ幼馴染に「あー良いですねぇ」「こういうのでいいんだよ」といった反応のほか、「お互い引けなくなっているのが良き」「このままどこまで行けるか試したい」といった感想もあったこのマンガ。玖珂さんは多数の反応に「読んでくれて嬉しいです」と感謝の言葉を寄せてくれましたが、続編を求める声も上がっていました。確かにツンデレ比がまだ8:2くらいなイメージなので、デレが増えていくとどうなるのか想像が膨らみます。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/kugatu28/status/1514045830667247618 [リンク]

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

Twitter: parsleymood

Facebook: parsleymood