飛び込みランチのお作法

  by TOMAKI  Tags :  

メニューを一通り食べつくし、パッとしない日替わりに飽き飽きしつつもその定食屋に通い続けるのは別にその店がおいしいとかお気に入りだとか常連になりたいなどといった意図があるわけでもなく、ただ「会社から近い」からっていう理由だけだったり。

そんなマンネリを払しょくしようと、毎日違う飲食店でランチを食べようと決意して3ヵ月間。会社付近を中心に50軒以上のお店でランチを食べました。

そんな筆者が、初めてのお店に入っても恥をかかないための、「飛び込みランチのお作法」を伝授します。

入店のお作法

まずは、とりあえず気になるお店に飛び込んでしまうこと。
勢いが結構大事。「うゎ、ここはないわぁ」っていうお店でも、とりあえず飛び込んでみてください。意外な発見や出会いがあったりします。
入店したら、とりあえずレジの位置、もしくは券売機の有無を確認しましょう(※ここ大事)。店員の指示に従って着席、と。

注文のお作法

飛び込みランチで重要なのは、何を注文するか。もう二度と来ることもないかもしれないそのお店のイチオシメニューを見つけるには……。素直に店員さんに聞いちゃってください。
ただし、ここで覚えておくと便利な技があります。
「お勧めはなんですか?」って訊くのは、実はあまり良くないです。
店側がお勧めするメニューが必ずしもうまいとは限らない。「うちは全部オススメだよぉ、べらんめぇ」などと返されたら気まずいですしね。
正しい訊き方は、「今日一番売れているメニューはなんですか?」というのが良いです。お客さんの注文が一番多いメニューは、だいたいその店の看板メニューですから。
料理が届いたら、一期一会の精神でおいしくいただきましょう。

お会計のお作法

初めてのお店で意外と緊張するのがお会計の時。
なので、すでに書きましたが「入店時のレジ位置チェック」は結構重要。
券売機やオーダー時にカウンターで支払うタイプのお店もありますが、スムーズにお会計をするには迷わずレジにたどり着くこと。その際、セルフサービスの場合は食器を片づける場所も事前にチェック。食事中に、ちらっと前の客を観察しておくのも効果的ですね。たまに、テーブルチェックのお店もありますので、気を付けて。「さて、と」と立ち上がってレジを探している途中で「お客様、お会計はお席で承ります」なんて言われると恥ずかしいです。

で、お店を出るときはにこやかに「ごちそうさま」、と。
コレ、基本です。

“日曜アーティスト”を名乗り、週末に気ままな創作活動を行っています。娘と一緒に工作をしたり、思いつきでおバカな企画を実行したり。本業はWEBディレクターとして、多国籍企業やヘルスケア/医療系、モバイル関連のWEB制作案件を担当。ネバダ州立大学リノ校陶芸彫刻学科卒。(日曜アーティストの工房: http://tomaki.jp)

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