井村屋は、動物性原料不使用の冷凍中華まん「2コ入り大豆ミートまん」(以下、大豆ミートまん)を発売している。以前に普通の肉まんとの食べ比べをした記事を掲載したが、今回のリニューアルではさらに植物性由来原料100%になったので食べてみた。
※参考記事
井村屋『大豆ミートまん』は肉まんと何が違うのか?言われなければ分からん…
https://rensai.jp/346430 [リンク]
最近、大豆ミートはいたるところで使用されそれなりの人気がある。しかしどうしても肉感が足りなかったり、大豆由来による豆腐のような風味が残ったりと課題があるのも事実だ。
以前に食べ比べた同社の大豆ミートまんは豚肉使用のものと言われなければ分からないほどの完成度があったが、リニューアルにより動物性の原材料を全廃し100%植物性になった。
中身は冷凍中華まんが個包装で2個入りだ。袋のままで電子レンジに掛けるだけ。コレステロール0mgということなので、食べたいだけパクついても大丈夫そう。
見た目も、温め終わった蒸気から漂う香りも肉まんそのものだ。動物性原料不使用というのは、具体的には卵白を不使用にしたことで実現したそうだ。
食べてみると普通の肉まんそのもので、どちらかというと外側も若干甘く、肉汁(肉ではないのだが)と豚の脂身(豚は使用していないが)がじわっと出てくる関西ではポピュラーな「豚まん」に似る味だった。掛け値なしで美味しい。何個食べてもよさそうだが、意外に大きいのと「豚まん」のような満腹感があるので空腹時でも2個で十分だ。
タケノコやシイタケの食感やダシがよくきいていて、本当に豚肉を使用していないのかと疑いたくなる美味しさだ。時間やタイミングを気にすることなくいつでも食べることができるので、冷凍庫に常備してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影