要請は守る!午後8時までは営業してほしい京都西院の「ディープ名立ち飲み街」!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

新型コロナウイルス感染症拡大も激増の一途ですね。様々な変異種が猛威をふるい飲食業界が悲鳴を上げていますが、やっぱり渋い粋な立ち飲み屋やコの字居酒屋で飲みたい。少しでも自粛期間のガス抜きがしたい。そう考えるのが大人っていうもんで……。

緊急事態宣言、まん延防止重点措置が2021年9月30日まで延長されていますが、営業時間は20時までと決まっています。昼にラーメンやお弁当を販売し、2つの業態でなんとか経営を存続させようとするお店もある一方、もぐりで営業しているお店も確かにあります。あるいは、休業補償が行き届いていない事を理由に反旗を翻すお店もあります。

正直、どれがいいのかは筆者にはわかりません。ただ、日々の生活にリラックスできる時間をもたらし、美味しい料理と幸せを運んでくれる飲食店を応援したいだけです。

筆者が住む地元京都の立ち飲み店では、営業時間を早めて20時まで営業しお客さんを迎える、といった形で緊急事態宣言やまん延防止重点措置を受け止めるお店もあります。

今回は、祇園、木屋町、河原町などの三大巨頭ではなく、ガールズバー嬢曰く《リトル木屋町》と呼ばれている、私が愛する京都西院のディープな立ち飲み店をご紹介したいと思います。



【コロナが終われば、西院に活気を取り戻したい】

その殿堂は『折鶴会館』

コロナ前に超活気があった裏路地に入れば、その立ち飲みの聖地があります。京都にはこのような隠れた飲み屋路地街もあり、正直言って最高です。

そこにあるのが、地元民が愛する『折鶴会館』。築古の商業ビル的な木造物件を会館と呼ぶことが多いのです。

京都駅近くにもありますし、四条大宮の方にも共同トイレの飲み屋街が現存しているんですよね。外見は崩れそうに見えますが、味のある建築物。この会館の中にあるお店は、どこに行っても飽きることはありませんし、なにより筆者が一番気にする共同トイレがすごくキレイなんですね。

他の施設は、タイルのくぼみに並んでオシッコするような感じなのですが、清潔な水洗洋式トイレが用意されています。

<写真:現在の折鶴会館>

でも、現在ではこの調子です。午後4時くらいに撮影にやってきました。

筆者が愛する『才』さんもこの感じ。

いいですね、この蛍光看板。愛すべき店舗が複数入っています。『さすらいのカンテキ』ってネーミングセンス、これ博報堂レベルじゃないですか? この中でも、筆者が大好きなお店を2軒ご紹介したいと思います。

折鶴会館内 『樫尾酒店』

折鶴会館の中でも極狭の路面店があります。それが『樫尾酒店』です。外から店内が見えるので、入りにくくなく、女性客も多いですね。それもそのはず、アルコールメニューやソフトドリンクメニューなどの品ぞろえが豊富。

横並びになれば、“密”状態で6人くらいいけますかね。しかし、この狭さでマスターと軽く話ができるのがいいんですね。マスターの趣味である燻製のほのかな香りが漂う店内。オススメは《うずら卵》ですね。これがまた、ジンジャーエールに合う。先輩はビールからはじめて、芋焼酎をちびちび。

珠玉のポテサラ

面倒であれば、燻製の《おまかせ6種盛り》がオススメです。そこに鴨肉をミックスしてもらいましょう。絶対食べるべきです。大体18時を過ぎると、一杯ひっかけてからじゃないと自宅へ帰りたくないサラリーマンの方や、部下を連れて1軒目に使うという上司が多くなってきます。

だんだんと混沌としてくる店内。互いに気を遣いながら、最後の〆は絶対にこちらの《ポテサラ》です。

味加減が絶妙で、他のお店のポテサラとは一線を画す滑らかさと少しのごろごろ感が混然一体となっています。小腹が空いているときのアテには絶対のおススメですね。

店名:『樫尾酒店 本店』
住所:京都市右京区西院高山寺町15 折鶴会館路面店
TEL:080-7038-9825
営業時間:15:00~翌1:00
定休日:不定休

折鶴会館内 『才』

筆者が愛する聞き上手のお兄さんがいるお店がここ。折鶴会館の中では一番大きいと思われる店舗でコの字カウンター。大きな厨房が丸見えです。カウンターだけですが、15人~20人は入店でき、料理とお酒を楽しめるお店です。

メインは、焼き鳥と串揚げ、おでん。筆者がいつものカウンター場所を陣取ると、顔見知りの焼き手のお兄さんが「ああ、どうも先生」と声をかけてくれます。物書きをやっているのと映画をやっている、とある学校で働いていたのを、聞き耳を立て知っているのです。さすが!

飲んでいたころは、ここが1軒目になります。1杯目がビールではじまり、2杯目はプレーンチューハイ。

まずはなにを頼むかの定番

1軒目なので、やはり大切なのは最初の料理です。こちらでは、気が向けば焼鳥屋串揚げなどを頼むのですが、まずは《玉子サラダ》。絶対にこれです。

2軒目は近くの『焼肉 天壇』に必ず立ち寄ることにしているので、とにかく軽いものです。大きめに割られ食べ応えのあるゆで卵をワッシワッシとマヨネーズで和えたサラダが逸品です。他ではこれは食べられない!

お次は《マグロユッケ》。卵黄とマグロの赤身を混ぜるという誰でも知っている居酒屋マスト料理なのですが、タレが違う

ここで立って食べているからなのか、でも料理好きの筆者が自宅で作ってみてもなにかが違う。お兄さんと話しながら食べているからなのか、酔客が楽しそうに肩を並べて飲んでいるというこの一体なのか。そう哲学的っぽく考えてしまうような不思議なコの字のお店なんですね。

それらをツマミながら2杯を平らげ、ひとり1,200円程度でこの満足度。オススメです! 次回伺うときには、僕はコーラ一本ですが!

店名:『才』
住所:京都市右京区西院高山寺町15 折鶴会館内
TEL:075-316-0708
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜日

番外編

西院周辺には、楽しいお店がたくさんあります。女性1人でやっている2~3人が入ればキツキツのお店があったり、

オシャレで料理が美味しい、粋でいなせなダイニングバー的な立ち飲み屋があったりと、

女性も男性も楽しく共存できる住みやすさと利便性、遊びやすさが混在しているエリアなんですね。

みなさんもぜひコロナが収束した際の観光地として京都に来ていただき、西院エリアでお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』やその他有名週刊誌で執筆、『プレジデントオンライン』の待機中。 『丸野裕行の裏ネタJournal』や『初めての不動産投資マガジン』のポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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