別府の恩人 油屋熊八のこと

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 別府タワー(大分、別府 著者撮影/iPhone)>

< 「ピカピカのおじさん」像 手が大きいのが自慢だったとか(千葉、館山 著者撮影/iPhone)>

< 「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」キャッチコピーのモニュメント(千葉、館山 著者撮影/iPhone)>

< 別府駅に温泉マーク 温泉マークは油屋の発案(千葉、館山 著者撮影/iPhone)>


別府の街をストローリングしていると、油屋熊八なる人物が気になってくる。
1910年に別府の地獄めぐりバスツアーをはじめたのはこの方。修学旅行などでお馴染みかと思うが「バスガイドによる解説付きバスツアー」という日本独自のスタイルを確立したのはこの人だ。

そもそも別府の人たちは温泉が吹き出る場所を憎しみを込めて「地獄」と呼んでいた。例えば畑の中に突然「地獄」が出現すると、まずは温泉が含む有害物質のせいで農作物が育たなくなる。足を踏み外して落ちようものなら命はない…で良いことなどひとつもなかったが、俗にいう「発想の転換」というやつで観光資源に変えてしまったわけだ。

テレビやラジオさえなかった時代ではあるが、ピカピカのおじさんと称して油屋自らが別府を世に広めるアイコンとして活躍したとのこと。ここ数年ちょっと話題になった別府PR用のCMがYouTube上に公開されている。温泉という別府の強みに確信を持ちながら、楽しげに地元を盛り上げていくやり方は今風といえば今風だ。だが、油屋熊八氏のやり方そのものじゃないか?

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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