崖観音 崖の上から町を見守る観音堂

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 崖観音 大福寺観音堂 別府地獄中最高温度の間欠泉(千葉、館山 著者撮影/iPhone)>

< 崖観音から町の眺め(千葉、館山 著者撮影/iPhone)>


正式には船形山大福寺という真言宗の寺。ご本尊は行基が彫ったといわれる崖の中に彫られた十一面観音の磨崖仏(崖を削って彫られたレリーフ状の仏像)。行基は飛鳥時代から奈良時代にかけて精力的に日本全国に仏教を広めた高僧で、日本史の教科書にも載っているがまあ物凄い人だ。十一面観音像は潮風による浸食が激しいとも聞いているが、暗くてよく見えない。

磨崖仏に合わせて観音堂を造ったらこうなった…ということ。これだけ高い場所にあると見下ろす漁港の町=船形のどこからでも見えるし、どこからでも拝むこともできる。町の人たちからさぞかし親しまれ、さぞかし頼りにされてきたんだろうなぁ…と想像する。朝起きて観音様に向かってまず合掌、日暮れどきにも合掌…そんな感じだろうか?そんな観音堂と漁港の町が交わした一千年以上の時間に想いを馳せた。

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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