青島神社 津波には弱いが開放感あふれる日本神話由来の神社

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 拝殿(青島、宮崎 著者撮影/iPhone)>

< アマリリス 美しく巨大な花(青島、宮崎 著者撮影/iPhone)>

< 鬼の洗濯板(青島、宮崎 著者撮影/iPhone)>

< 大灯籠(青島、宮崎 著者撮影/iPhone)>

シーガイヤリゾートに泊まりたいというので、宮崎に6連泊することになった。
引きあげる前日にようやく青島神社を訪れた。

青島という島にあるから青島神社なんだが、これほど開放感あふれる神社も珍しい。なんせ四方が海だ。島と九州本土との間にコンクリート製の丈夫な橋が設けられていて歩いて行き来できる。島は「鬼の洗濯板」と呼ばれるギザギザの岩に広く囲まれていて島から落ちても溺れないのでなんとなく安心感がある。とはいえ、もし南海トラフで大津波でもくれば神社ごと流されてしまうこと必至…そうならないことを祈る。

山幸彦と豊玉姫等を祀った神社だが、パンフレットの解説を読んでますます混乱する。お二方は神武天皇のお爺さんお婆さんに当たる方々。え?豊玉姫の正体はサメだった???ストーリーには必ず何らかの意図があるはずだと信じている。神話ならなおさらだ。が、これは全く意図が読めない。天皇家はサメの子孫だからとっても強いとでも言いたいのだろうか?

コロナ禍の平日ではあるが訪れる人はそれでも多い。地元中学生と思われる生徒たちがジャージ姿で団体で参拝に来ている。観光客はじめ大人を見ると「こんにちは」と挨拶してくる。そういえば飫肥城址近辺でもすれ違う地元中学生が必ず挨拶して来たのを思い出した。地元の中学生が地元の神社にお参りに来ること自体が珍しい。もしかしたら宮崎というところはいい教育をしている県なのではなかろうか?

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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