笠森観音 四方懸造りの日本でも唯一無二の木造建築

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 笠森寺観音堂 正面より見上げる (笠森寺、長南、千葉 著者撮影/iPhone)>

< 笠森寺観音堂 北側から見ると岩の上に建っているのがわかる (笠森寺、長南、千葉 著者撮影/iPhone)>


世にも珍しい建築物と言われる笠森観音に行ってみよう…と思い立って一時間ほど車を走らせて到着。駐車場からは緩い階段道を登っていかないと観音堂までは辿り着けない。観音堂は11世紀の建立で国の重要文化財に指定されている。古くは最澄が彫った十一面観音像を祀ったということなので天台宗の寺。

安藤広重も観音堂の絵を描いているし、階段道を登っていく途中芭蕉の句碑(五月雨に この笠森を さしもぐさ)が立っている。内容的に笠森観音と関係ないような句のような気もするが、どうやら芭蕉がここにきた記録はないとのこと。
笠森寺関係者「芭蕉先生!なんとか一句お願いします。」
芭蕉「行った事ないんだけどしょうがないなぁ。で、いくらくれるの?」
…みたいなやりとりがあったかどうかは知らないが、とにかく江戸時代はさぞかし名所として崇められていたであろうことがうかがえる。

北側からの写真でよくわかるのは巨大な岩の上に寺が乗っていて、たくさんの支柱が岩を足場に寺を支えている。岩の上の寺には縦と横方向の急勾配の階段を登る。非常にクールなので観音堂を模した建造物が登場するアニメ(「どろろ」とか?)もいくつか目にした気がする。価格から見下ろしている様が、まるで魔城みたいな雰囲気を醸し出しているからだろう。

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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